住むなら狭いよりは広い部屋のほうがいい…と考えるのが、普通の感覚だと思います。
しかし広い部屋に住むと、それだけ部屋の中を移動する手間が増えて、生活が非効率的になりがち。
少なくとも一人暮らしなら、ワンルームや1Kのコンパクトな部屋のほうが生活しやすいよなーと思った話です。
家は広いほどいいって本当?
タワマンとか戸建てとか、とにかく広い家のほうがたくさん物が置けて、幸せに暮らせるはずだ…。
そんなふうに考えていた時期もありました。
でも、広い家になるとそれだけ家事が増え、生活動線が伸びて暮らしが非効率になります。
たとえばフローリングの掃除も、6畳ワンルームだったらほんの1分程度で終わるでしょう。
でも、2部屋3部屋と増えると、扉の開け閉めも含めて倍以上の時間がかかってきます。
さらに和室もあれば別の掃除道具を使わなきゃいけなくなり、掃除の手間が膨大になってしまう。
2DKになったら、トイレまでの工程が激増
そんなふうに思い始めたのは、最近になって2DKのファミリー向け賃貸マンションに引っ越してからです。
これまで私はワンルームか1K、2Kの部屋にしか住んでこなかったもんで、今の住まいが過去最大の広さの部屋になります。
とりあえず家事は代行サービスとか時短家電とかを使わずに自分でやろうって思うんですけども、やっぱり以前の1Kマンションと比べると大変。
ダイニング、和室、洋室、脱衣所と4つの部屋にプラスして廊下もあるんで、クイックルワイパーをかけるのも一苦労になりました。
洗濯も、以前はカーテンレールに引っ掛けて干していたけど、今はベランダに出て外に干すようにしているため、脱衣所との往復が重労働。
以前は5歩くらいでトイレに入れたのに、今では15歩歩いて扉を3回開けて電気のスイッチを2回押さないといけなくなりましたし。
狭い部屋は、効率的な暮らしに最適
そんな経験をしてから、ワンルームや1Kの暮らしって、コンパクトで効率的だったなあと思うんです。
我が家の場合は夫婦で暮らしていますしペットもいるので、ワンルームや1Kで暮らすってのはなかなか難しかったんですけども。
よっぽど家事が好きな人とか、どうしても広い部屋が必要な人以外は、一人暮らしで1K以上の広さに住むのはやめたほうがいいよーと思ったのでした。