私は普段の仕事の中で長文を書くことが多いので、よく音声入力を使っています。音声入力といえば、GoogleとAppleが2大勢力だと思うんですが、個人的にはApple推し。
ただ、Big Surにアップデートした頃からMacの音声入力で勝手に半角スペースが入る不具合が頻発しているので、その回避方法を考えた話です。
Macの音声入力で、半角スペースが入る
この問題について検索してみても困っている人がヒットしないので、もしかしたら私の環境だけの問題なのかもしれないんですけど、Macの音声入力機能を使っていると勝手に半角スペースが入ることがあるんですよ。
Macではfn
キーを2回押すと音声入力機能を呼び出せて、Macの前で喋るだけで文章にしてくれる機能があります。指先を使わないので疲れませんし、ローマ字入力でキーボードを打つよりも時短になるので、個人的にはよく使っています。
ただ、この音声入力を文章の途中から使い始めると、半角スペースが自動挿入されてしまうようなんですよねー。
こんな感じ。矢印に示しているところが、半角スペースです。つまりこの文章では、
fn
fn
「音声入力を」Enter
fn
fn
「文章の途中から始めると」Enter
fn
fn
「勝手に半角スペースが入ってしまう」Enter
という感じでキーを打ちながら喋っているってことです。この症状が出るのは文章の途中から音声入力を始めた時だけで、改行して文頭から音声入力を始めると何の問題もないというのがミソ。英語圏のDictationの仕様が反映されちゃってるんでしょうか…。
本当だったら半角スペースを指定して一括置換して全部削除してしまえばいいんですけども、私の場合はMarkdown記法を使っているもんで半角スペースを必ず残さなきゃいけない部分があるんですよね。
iPhoneやiPadの音声入力は問題なし
ちなみに、同じ音声入力エンジンを使っているはずのiPhoneやiPadの音声入力ではこの症状は出ませんでした。
文字変換の感じでは、MacとiPhoneに違いはないと思うんですけど…。
なので最近では、Appleの音声入力機能を使いたい時には、MacではなくiPadを使用するようにしていたりします。
最近はGoogleドキュメント(Voice In)を使ってます
ただ、やっぱりiPadだとがっつり文章を書くのに向かないので、Macできちんと音声入力を使うためにGoogleドキュメントへ切り替えるようになりました。
Googleドキュメントを使えば、Googleの音声入力が使えるようになりますんで。あとはGoogleの音声入力エンジンを使っている、Voice Inっていう拡張機能も重宝してますね。
「てん」と喋ったら読点「、」が入ってくれて、「まる」と喋ったら句点「。」が入ってくれるのがApple音声入力のいいところだったんですけども、個人的にはストレスフルだったのでGoogleに乗り換えることにします。
同じようなことに悩んでいる方がいれば、iPhoneやiPadに切り替えるか、Googleに乗り換えるのがおすすめですよー!