発表されたときにはめちゃくちゃ話題になったけど、 実際にはあんまり使われてない気がする…っていうMac (iPad)の機能といえば、Sidecarじゃないでしょうか。
私ももともとはSidecarを目当てにiPad Proを購入したクチなんですけれども、今ではほとんどSidecar機能を使っていないんですよね…。
その原因は、頻発するWifi途切れとMacBook側の発熱。これはM1版のMacBook Airを使っても解消されなかったので、今ではもう使ってないよーって話です。
Sidecar使うとWifi途切れる問題
iPad を Mac の 2 台目のディスプレイとして使う - Apple サポート (日本)
ちょくちょく悩んでいる人がいるっぽいですが、私はUSB接続でMacBook AirとiPad ProをつなげてSidecarを使っていると、頻繁にWifiが途切れるという問題に直面します。
iPhoneでは普通にWifiが使えるし、USBケーブルを抜いてSIdecarをオフにしてMacBook Airを使えば、ちゃんとWifiに繋がる。なのでおそらく原因はSidecarにあるんだろうと予想しております。
個人的な印象なんですけれども、Macって何か余計なUSB機器をつなげると、Wifiに干渉して途切れやすくなるような感じがするんですよねー。使ってるのはApple純正のUSB-Cケーブルなんですけど。
突然Wifiが途切れ、やっていた作業が急に中断されるのはストレスの極みなので、いつしかiPadをMacと一緒に使う機会が減っていきました。
USB接続じゃなくてWifi接続だと問題ないのかもですけど、Wifi接続のSidecarは遅延が大きいっていうデメリットがありますからね…。
MacBook側の発熱がやばい問題
M1版のMacBook Airを使い始めて、従来のMacBookと比べて圧倒的に発熱が少なくなりました。これまでならキーボード上部が熱々になるような作業も、クールにこなしてくれます。
ただ、このSidecar機能を使っているときに限っては、MacBook Airがかなりの熱を持つようになります。
たぶんSidecar機能そのものが負荷がかかるのにプラスして、USB接続しているiPadへ給電していることも影響しているんじゃないかと。
その証拠に、iPad側の充電を100%にしてから、USBをつないでSidecarを使うと、MacBook Air側の発熱はマシになります。
それでも、SidecarでつないでいるiPad側でYouTubeの動画を流すなど負荷のかかる描写をやらせると、一気に熱々になるんですよね…。
熱々の状態だと全体的にMacBook Airの挙動がもっさりしてきますから、iPad側ではYouTubeを流さないようにするっていう配慮も必要になって、もうめんどくさいからやめよ!ってなるわけです。
iPadOS15とmacOS Montereyに期待
そんなわけで現状は、Sidecarは使わずにMacBook Airの画面1枚だけで作業をするのが習慣になりました。
iPadOS15とmacOS Montereyを使うと、ユニバーサルコントロールなるものでMacBook Airのキーボードとマウスで、iPadを操作できるようになる…って機能もあるらしい。
そっちを使えばSidecarよりも軽い動作でサクサク使えるのかなーと思って、期待しながら待つことにしまーす。