前回「生産性を上げる」ための方法を書いたんですが、逆に「あえて生産性を下げる」時間というのも、私は意図的に作っていたりします。
具体的には、いわゆる「ながら作業」ですね。
単純作業はながら作業の方が楽しい
もちろん全部の仕事をながら作業するっていう話ではなく、単純作業のお仕事に限った話です。
たとえば請求書の作成とか、ちょっとしたデータの集計、頭を使わなくてもできるライティングなど。
そういう単純作業って単価が安いので、集中して生産性を高めてがっつりやっても、後から「あれだけがんばったのに、こんだけしかもらえないのか…」ってがっかりすることも多いんですよね。
だったら、最初っから生産性をあげようとせずに、ダラダラやるって割り切ってしまう方が精神衛生上よろしい気がするのです。
「遊んでたのにお金もらえた!」の感覚
だからイメージとしては、4:6くらいの割合で、仕事をしながらYouTubeの動画を見るとか、音楽を聴くとか、私だったら野球中継を見るとかしております。
そうすればメインはYouTube・音楽・野球中継の側なので、感覚としては「遊んでただけのにお金もらえて得した!」となるわけですよ。
がっつり集中してやれば1時間で終わる仕事が、ダラダラやることで2時間かかることももちろんあります。
でも、仕事をやり終えた後の感覚として、「これだけか…」よりも「得した!」の方が、やってて楽しいじゃないですか。
集中力や生産性の出力を調節すべし
なので私が仕事をやる上では、ある程度作業に慣れてきてミスも減ってきた単純作業をやるときには、積極的にながら作業をやるようにしてますね。
一方でまだ慣れてない始めたばかりのお仕事だったら、時間がかかってストレスが増えるばかりなので、ながら作業は封印します。
ながら作業するって決めたとしても、最後の仕上げの見直しはきっちりやりますけどね!
それでも、私たちの集中力とか生産性のレベルって常に100%を維持できるわけじゃないので、単純作業では出力を下げて、思考を使う作業では出力を上げるっていう調節を意図的にやってあげるといいんじゃないかなーと思ったのでした。