「瞑想=目の前のことに集中し、余計な雑念を減らす」と定義するならば、ゲームやマンガに没頭するのもある種の瞑想だよねって話です。
私も瞑想、やってました
私は昔「瞑想」にハマっていた時期がありまして、よくあぐらを組んで指を結んだりなんかしちゃって、静かにマインドフルネスを突き詰めたりしていました。
いわゆる「呼吸瞑想」ってやつで、1秒ずつカウントしながら、自分の呼吸に意識を集中していくタイプです。
今ではもうやっていませんが、当時は背もたれのある椅子に深く腰かけて、まるで昼寝をするような姿勢で瞑想するのが、1番気持ち良かったなと思いますねー。
瞑想の目的というか、本質的なところ
要は瞑想で1番大事なのって、過去への執着や将来への不安をなくし、今この場に意識を集中することなんですよね。
私はメンタル弱弱な人間なのでよくわかるんですけども、メンタルにダメージくらって落ち込んでいる時って、大体何かやらかした後に「あんなことしなきゃよかった…」と後悔している状態だったりしません??
その延長で、「このまま行ったらどうなるんだろう…」っていう感じで、やっぱり『過去への執着』と『将来への不安』の2つが襲いかかってくるわけですよ。
そんなふうに過去や未来に飛んでしまっている意識を、今この場所に引き戻して、「今この場には脅威はないよ」ってことを脳に認識させてあげるのが、瞑想の目的なんじゃないかと個人的に考えております。
没頭って本質的には瞑想と一緒では?
そうやって抽象的に考えてみると、「あれ?これってアレをやっている時と一緒だよな??」と思えてくるわけですよ。
それが、ゲームやマンガですね。
特にどハマりしている作品があると、過去のことも未来のことも考えず、ひたすら時間を忘れて目の前のことに取り組みますよね?
当然メンタルにダメージを受けることもないですし、まさに「マインドフルネス」って感じ。
だから、下手に瞑想にチャレンジして微妙な結果になるよりも、自分が大好きなゲームやマンガ、あとは小説とか映画なんかに触れまくって、「強烈な今」を楽しむのもいいんじゃないかなーって思うのです。
ただしゲームやマンガは精神を昂らせるタイプのもので、呼吸に集中するような瞑想は精神を落ち着かせるものっていう違いはあると思うので、完全に一緒くたにはできませんけどねー。
「生きる意味」を考える暇があるなら、ゲームすればいい
ちなみになのですが、私の持論として「生きる理由について考え始めるのは、時間を持て余している証拠」だと考えています。
「もし人生の意味について考え始めることがあれば、とにかく忙しくしてみよう」と決めているんですよね。
なぜなら、毎日忙しく過ごしていれば、人生の意味なんてことに時間を使わず、目の前のことに集中しているはずだからです。
ちなみにこれ、私が最近お仕事で書いた記事の一文なんですけど、これも考え方としては一緒ですね。
お仕事を増やすのもそうだし、ゲームやマンガに没頭して「強烈な今」を楽しむことで、生きる理由とかしょうもないことに考える時間は減らそうよーっていう。
ちょっと乱暴かもしれませんけども、最近嫌なことがあってメンタルが落ち込んでいる方、難しい瞑想がなかなか続かなくて悩んでいる方は、こういう考え方も少しだけ取り入れてみてはいかがでしょうかー。
ちなみに、最近私がハマっている小説、『高校事変』がめっちゃおもしろくておすすめなんでリンク置いときまーす。