iPhone向けのKindleアプリって、いつでもどこでも読めるのはいいけど、完成度が低くて読みにくいのが難点だったりします。
特に私としては、「表示できる文字数が少ない」という欠点を感じておりました。
ってことで、iPhoneの画面をMacにミラーリングし、クレイジーな方法で読みやすいKindle環境をつくってみました。
SPONSER LINK
1.必要なもの
今回紹介する方法は、iPhoneの画面をMacに「ミラーリング」して、大きい画面で読もうってのがコンセプト。
iPhoneだと画面が小さいため、読みにくく文字もたくさん表示できません。
そんなiPhoneの画面を丸ごとMacに映してしまって、Macの画面で読むってことであります。
用意するのは、
- Mac ※WindowsはNG
- iPhoneまたはiPad
- iOS向けKindleアプリ
- QuickTime Player
- Lightningケーブル
だけでOKです。
iPhoneをLightningケーブルでMacにつないだら、さっそく設定してみましょう。
2.設定方法
まずMac側の設定ですが、QuickTime Playerを起動し、「ファイル」の「新規ムービー収録」をクリックします。
するとMacのカメラを使った動画撮影ウィンドウが表示されるんで、録音ボタンの▽マークをクリックして、iPhone名を選択して切り替え。
マイクもiPhoneのものに設定しておくとよいでしょう。
あとはKindleが読みやすいよう、大きめにウィンドウサイズを調整すればOKです。
iPhone側では、
- 画面回転オン
- Kindleアプリのフォントサイズを最小に
とする設定をしておきましょう。
3.完成イメージ
ってなわけで、完成イメージが画像の通り。
ぼかしを入れているのでわかりにくいですが、これは嫌われる勇気を読んでいるところであります。
仕組みとしてはiPhoneの画面をMacにミラーリングしているだけなんで、ページめくりの操作はiPhoneでおこなう必要があります。
手元のiPhoneをシュッシュっと操作しながら、目はMacの画面を向いている、ってイメージですね。
私は最近しばらくはこのスタイルで読書しておりますが、iPhoneより画面が広く、KindlePaperWhiteよりも動作がサクサクしてるんで、かなり快適に本が読めています。
ハイライトを引くときはちょっと不便ですが、気にならないレベルかと。
ただし、周りからしたら「近視のおじいちゃんみたいだね」って思われること必至です。笑
まとめ
以上、『iPhoneのKindleを劇的に読みやすくするクレイジーな方法』という記事でした。
もちろん、こんなことをするよりもMac向けKindleアプリを使えばいいじゃんって話ではあるんですが、Mac版のKindleってiPhone版よりもさらに完成度が低いんですよね。
個人的にはフォントを明朝体ではなく、ゴシック体で読みたいってのもあって、Mac版Kindleは論外。(Mac版では明朝体でしか読めない)
なお、AppleTVを持っているならAppleTVにミラーリングしてもいいでしょうし、iPadがあるならiPadからMacへミラーリングするとさらに読みやすいかも。
つなぐのはめんどうだし、設定に手間もかかりますが、めちゃくちゃ読みやすいんで一度おためしあれ。