スマホで使える家計簿アプリとして有名なのが、Moneytreeやマネーフォワード、Zaimでしょう。私はこれまで4年にわたりMoneytreeを使ってきた人間なんですが、ちょっとしたバグに悩まされるようになって乗り換えを検討中。
有力候補なのはマネーフォワード。1ヶ月ほど切り替えてみて、感じた違いとかメリットなんかを書いていきます。
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TL;DR
予算やカレンダー表示など機能不足を感じるなら、Moneytreeよりマネーフォワードの方が快適。
Moneytreeと比べてマネーフォワードはここがいい
シンプルな見た目とわかりやすい設定項目なんかが気に入って、一人暮らしを始めてしばらく経った2014年ごろから愛用してきたMoneytree。緑のテーマカラーとゾウさんのマスコットが印象的です。
このMoneytreeから乗り換え先として選んだのがマネーフォワードでした。マネーフォワードは多機能型の家計簿アプリと呼べるようなサービスで、予算機能とか家計診断機能とかが豊富。
Moneytreeにはなくてマネーフォワードにはある機能として、私が便利だなって感じたのは、カレンダー表示で支出をチェックできる点です。一番家計簿っぽい機能ですけど。
Moneytreeの場合、食費とか通信費など項目別でしか支出額を表示できませんでしたが、マネーフォワードでは日別で支出額を表示できるってことですね。
「この日は買い物しすぎたな」「この日はなんでこんなに減ったんだっけ?」と確認できるのがいいところ。
あとは予算機能ですね。Moneytreeにはいつまで経っても予算機能が追加されませんが、マネーフォワードはしっかり搭載されています。個人的には形だけでも予算を立てて置くことが節約につながると考えていますんで、この機能はありがたかったです。
円グラフで支出の内訳を表示できたり、PC版が使いやすかったりするのもマネーフォワードのメリットでしょう。機能の多さゆえに家計簿の管理が煩雑になるのがデメリットですかね。
プレミアム登録は必要?
マネーフォワードにはプレミアム会員ってのが用意されています。これに加入すると、「理想の家計」ってやつと比べて自分の家計を診断してくれる機能が使えるんだとか。
あとは無料版では10件までしか金融機関を登録できないけど、プレミアム会員ならその上限がなくなるとか。
銀行やクレジットカードの明細を取り込むのは、無料版の場合は一つひとつ「更新」のボタンを押さないといけませんが、プレミアム会員なら「一括更新」のボタンが使えるようになるんだとか。
家計診断はヒマつぶしにおもしろそうですけど、その他の機能はあんまり興味ないかなって思います。
私自身、銀行は2つしか使っていませんし、クレジットカードも2枚だけ。あとは証券口座とかモバイルSuicaくらいしか使っていませんので、プレミアム会員になるメリットが薄いんですよね。
口座登録数や一括更新ボタンを目当てにプレミアム会員になろうとしてるって方は、まず口座やカードの断捨離をやってみるといいんじゃないっすかね。
MoneytreeにおけるSuicaのバグについて
ところで、タイトルに書いたMoneytreeのバグってのは、モバイルSuicaからデータを読み取る時に起こるものです。具体的には、モバイルSuicaから吸い上げた明細が、二重に計上されてしまうというもの。
1月1日にSuicaで500円の支払いをした明細がダブってしまって、Moneytree上では500円×2回の1000円が支出に登録されている、ってイメージです。
こうなってしまうのは、どうやらApple PayにモバイルSuicaを登録したiPhoneを、初期化したり機種変更したりすることが原因なんだとか。古いiPhoneのデータと、新しいiPhoneのデータがごっちゃになってしまうみたい。
これはMoneytree側でも既知の不具合っぽいんですが、2〜3年経っても解消されていない様子。初期化や機種変更のたびにサポートに連絡して手動で削除してもらうのは手間なもんで、モバイルSuicaのヘビーユーザーとして迷惑極まりない感じです。
そんなバグに繰り返し遭遇したのをきっかけに、マネーフォワードへの浮気を試しているわけです。しばらくは家計簿アプリを二股しようと考えていますが、ゆくゆくはマネーフォワードへ一本化することになりそう。
まとめ
以上、MoneytreeでSuicaのバグが頻発するのでマネーフォワードに浮気してみたぞって話を書いてきました。
シンプルなMoneytreeをとるか、多機能なマネーフォワードを取るか。こと家計簿に関していえば、多角的に家計を分析できて、視覚的に管理することも可能なマネーフォワードの方に軍配が上がりそう。
どっちを使おうか迷ってる方は、ぜひ参考にしてみてください。