『大人になったら知っておきたいマネーハック大全』という本で、消費のコスパを落としてしまうものとして「無感動消費」という言葉が使われています。
満足度の低い無感動消費を避けるために、あえて安くてまずいコーヒーも飲んでみようって話です。
無感動消費はお金のムダ遣い
マネーハックの敵のひとつに「無感動」 があります。
無感動消費ほどもったいないものはありません。
誰にでも心当たりがあると思いますが、毎日決まって買うものってあんまり満足度をあげてくれないんですよね。出勤前に必ず買うコーヒーとかお茶とか、もしくはタブレット菓子みたいなものとか。
毎日同じものを口にしていると、どうしても飽きてしまって感動が薄れていきます。新商品のお菓子とかコーヒーなんかは、目新しさもあって「おいしい!」って感動しますが、毎日のルーチンになっているものはムダ遣いに近い出費になってしまいます。
毎日おいしいコーヒーだと無感動に
仮に一週間のランチ代が2500円だったとします。一日あたり500円で月曜から金曜まで切り抜けなければなりません。だからといって、毎日500円で納まるように「仕出し弁当+お茶」のように固定してしまうことは避けるべきです。
むしろ意図的に行うべきは「平均よりも安い日」と「平均よりも高い日」を取り入れることです。
私の場合は、セブンで買う150円のカフェラテが大好きで、下手したらスタバのコーヒーよりも好きかもしれないって思っている人間です。
特にカフェラテがおいしく感じるのって、1週間ぐらいセブンに行ってなくて久しぶりにカフェラテを飲むときなんですよね。これこそまさに、無感動消費と感動消費の違いだよなと思います。
毎日カフェラテを飲んでいるとどうしても無感動消費になってしまっておいしさを感じにくくなる。一方で、少し期間をあけてから注文してみると、初めてセブンのカフェラテを飲んだときのようなおいしさを体験できる、と。
週6回の自販機コーヒーが、特別感をもたらす
とはいえ、コーヒーを飲むことが私にとっては仕事のスイッチを入れる儀式みたいになっている面があるので、カフェラテを飲むのを週1にするってのはちょっと抵抗があったりします。
なので、週1でカフェラテを注文する日以外は、自販機とかで買える安いコーヒーを飲んでみるってルーチンを設定してみることにします。もしくは、ドリップコーヒーを買ってきて自宅で飲むようにするってのもいいかもしれません。
できるだけ少ないお金で高い満足度が得られるように、毎日のルーチンになってる消費を見直してみてはいかがでしょうか〜。