らくらくメルカリ便で経験した配送事故の備忘録です。
私が月20万稼ぐことができているフリマアプリ「メルカリ」。
メルカリには、「らくらくメルカリ便」という便利なサービスがあります。相手に住所な名前が知らされない匿名配送で、配送料金も割安、宛名も差出人も書かなくていいというメリットが盛りだくさんの配送方法です。
ところが今回、不幸にもヤマト運輸の配送事故が起こってしまいました。2つ同時に営業所に持ち込んだ荷物が、それぞれ逆の購入者に届いてしまったんです。
メルカリ事務局とヤマト運輸の対応で、なんとか正しい購入者に品物がそれぞれ届けることができたので、このできごとを書き留めておこうと思います。
目次
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配送事故のきっかけ
発送した2つの品物が配送事故で別の購入者に届いていることがわかったのは、購入者Aさんの連絡がきっかけでした。
「品物がまだ届かないんですが、追跡番号を教えてもらえませんか?」
確かに私も、通常1〜2日で届くネコポスなのに珍しく、3日経っても配達完了にならずに気になっていたところでした。
購入者の追跡番号を教えて、私もヤマトのHPで調べたところ、「調査中」ってステータスになっていました。
「相手は初心者っぽいし、メルカリにちゃんとした住所を登録してなかったのかな?」
と最初は思ってたんですが、同時に発送したはずの購入者Bさんからも変なメッセージが届いたんです。
購入者からのクレーム
「注文した品物と違うんだけど、どういうこと?」
キツめの口調でした。そりゃ間違いで変なものが届いたらそりゃ怒りますよね〜。
「今回は最悪ですね。ほんと最悪。ヤマトからもメルカリからも連絡ないし、ほんと最悪。」
私に対する直のクレームではないものの、こうした内容のキツめの愚痴を聞かされ、ヤマトの営業所の担当者がしっかりと伝票を貼ったことをきちんと確認しなかった非がある私としても、謝る他なかったんですよね。
「なんで配送事故起こしたヤマトじゃなくて自分がこんなにストレス受けなきゃいけないんだよ!!」
と思った臆病者のぐのりでした。
メルカリ事務局の対応
購入者Bさんからの愚痴でストレス一杯の私は、すぐにメルカリ事務局に問い合わせました。メルカリって、ネットでよくうわさになっている通り、サポート体制が悪いんですよ。
問い合わせはアプリ内のページから。電話やメールアドレスは用意されておらず、問い合わせメールの返信は24時間たっても返ってこない上、問い合わせた内容の控えも保存されないから、あとから自分が問い合わせた内容を確認することすらできません。
やっと返信があったメルカリからの回答は、以下の様なものでした。
お問い合わせありがとうございます。
メルカリ事務局です。このたびは、らくらくメルカリ便のご利用に際し、多大なるご迷惑をおかけし申し訳ございません。
本来お届けすべき商品と他の取引商品が入れ違いで発送された件について、ヤマトにて調査のうえ、ヤマト担当者よりお客さまへ、今後の対応について電話連絡を行わせていただきたく存じます。
お手数ではございますが、下記について事務局までご連絡をお願いいたします。
・電話番号:
・ご連絡のつきやすい時間帯:※ご連絡をいただいたタイミングによっては、翌日以降のご案内となる場合がございます。
予めご了承ください。いただきました電話番号、時間帯についてはメルカリからヤマトへお伝えし、今後の対応についてヤマトよりご案内させていただきます。
よろしくお願いいたします。
メルカリ事務局
(メール本文そのまま引用)
…オッケー。とりあえずメルカリ事務局はなにもしないってことね。
「※ご連絡をいただいたタイミングによっては、翌日以降のご案内となる場合がございます。」
って書いてあったので、この後すぐに再度問い合わせました。今日の夜か明日の午前中なら電話取れますと添えて。
ヤマトの対応
しかし、電話があったのは翌日の夕方。昨日の夜か今日の午前中に電話しろって言ったじゃん!もう不満爆発ですが、やっと解決しそうな感じがしてきました。
「迷惑かけてゴメンね!これから購入者AさんとBさんの家に行って荷物を引き取ってくるから、たぶん明日正しく配送できると思うからよろしくね!ってか確認だけど、のぐのりさんは間違えて荷物を出しちゃった可能性はないかな?…ああそうだよね、ちゃんと確かめて出したんだよね!ゴメンね。じゃ、そういうことだから!」ガチャ
ヤマトからの電話の要点をまとめるとこんなところ。お詫びのフレーズもほどほどに、こっちが間違えて出したんじゃないかって疑われたっていう。
もし仮に私が間違えて逆に出したとしたら、「調査中」になんてならずに1日でそれぞれ逆の購入者に届いていたはずでしょうに…。不信感は増すばかりでした。
良い?悪い?普通?購入者AさんとBさんの受取り評価は…?
そんなこんなで無事、購入者AさんとBさんに正しい品物が届きました。気になるのは受け取り評価です。
メルカリのユーザー評価システムって、良い・ふつう・悪いの3つの評価があります。私が恐れていたのは、このヤマトの配送事故のせいで「悪い」の評価をつけられるんじゃないかっていうこと。
配送事故はヤマトのせいなのに、私に「悪い」評価がついて私の出品を買ってくれる人が減り、売上が落ちるなんてことになったらやってられませんからね。
もし「悪い」評価がついたらメルカリ事務局にもう一度問い合わせるつもりでここ数日待っていましたが、先ほど購入者Aさんから評価がつきました。
結果は、幸いな事に「良い」評価。ありがたや〜。購入者Bさんからの評価はまだ待っている状態ですが、少なくとも2つの「悪い」評価が付くことは避けられたので一安心です。
ひたすら努力する姿勢を見せて、誠心誠意Aさんとやりとりをしたのが功を奏しました。いや〜よかった。
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メルカリ便で気をつける3つのポイント
ということで、私が「らくらくメルカリ便」を使うにあたって、今回のできごとを教訓にして学習したのは次の3つのポイントです。
同じ見た目で発送しない
まずは、同じ見た目で2つ以上同時に発送しない、ということ。
今回の発送で私は、どちらも同じ角二封筒に出品物を入れて自分にだけわかる目印をつけて営業所に出したんです。思えばこれはあんまりよくないな〜と思います。
いつ目印がごっちゃになってしまうかわからないし、営業所の人にとっては見分けるのは非常に難しい。伝票を貼る段階でまちがえてしまうリスクも高かったんですよね。
だから、色の違う封筒に入れる、とか封筒ではなく包装紙で包む、専用の梱包資材を使う、という手段を用いれば配送事故を起こす可能性を抑えることができます。
同じ営業所、コンビニから同時に発送しない
さらに確実なのは、らくらくメルカリ便を同じ営業所やコンビニから、二つ以上同時に発送しないということ。
手間はかかりますが、それぞれ別の営業所やコンビニから発送すれば、配送事故を起こす可能性は非常に低くなります。もちろんヤマトの内部のシステムで何かの事故を起こさなければ、の話だけどね。
らくらくメルカリ便なら、現時点ではヤマトの営業所とファミリーマートから発送することができます。家の近くや職場の近くにいくつか発送できる場所があるなら、それぞれ分散して発送するといいですね。少しめんどうですが。
ヤマトに問い合わせてもどうにもならない
また、私は上に書いたできごとの中で、何度かヤマトの問い合わせ先に連絡したんですよ。私の住む横浜のセンターと、ヤマトの大代表の電話番号へ。
ですがどこに連絡しても同じ返答で、らくらくメルカリ便を使った配送については、ヤマトでは受け付けできないとのこと。メルカリに問い合わせてくれとしか言われなかったんです。そっちで担当部署に確認してくれよ!…って思うところですがヤマトほどの大企業になると難しいんでしょうね。
クレーマーになるのも嫌だったので、早々にお礼を言って電話を切りました。
つまり、たとえ追跡番号が手元にあったとしても、ヤマトではらくらくメルカリ便について調べることが難しい、ということ。ヤマトに問い合わせるのは時間の無駄なので、メルカリのアプリないから問い合わせて、返事がくるのを大人しく待ちましょう。
まとめ
配送事故はなんとか解決したとはいっても、二人の購入者から怒りをぶつけられるのは非常にストレスでしたし、メルカリからの返事を待っている時間も非常に苦痛でした。
配送事故を起こしたヤマトには腹が立ちますが、それも仕方ないですね。運が悪かったと思ってキッパリ忘れます。
いつものヤマトの兄ちゃんには、Amazonで買って3つに分かれてしまった荷物を、朝、昼、晩と3回に分けて届けてもらったこともあるし。その時も嫌な顔せずに届けてくれたから許そう。
ということで、らくらくメルカリ便で体験した配送事故の経験についてのお話でした。みなさんもらくらくメルカリ便を使って匿名配送するときは気をつけてね。匿名配送は便利だけど、なにかトラブルがあった時にめんどくさいですからね。
住所と名前を相手に知られても大丈夫、という人は「クリックポスト」や郵便を使うといいですよ。特にクリックポストは、らくらくメルカリ便よりも送料が安いので。A4サイズくらいの小さなものを送る人向けですけどね。