コードをまとめられて邪魔にならず、音質も良好なBluetoothイヤホン「Jaybird X2」。約6ヶ月使ってきたので、感想とレビューを記します。
目次(2017/04/20更新)
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Jaybird X2の特徴
※画像はAmazonより引用
Jaybird X2は、無線で音楽やオーディオブックを聴くことのできる、Bluetoothイヤホンです。
有線にも負けないほど高音質で、バッテリーの持ちもよいイヤホンとして人気。
Jaybird社は、キーボード・マウスのメーカーとして有名なロジテック社(日本ではロジクール社)に買収された企業でもあります。
つまり、PC周辺機器の大手メーカーが期待を寄せるブランドでもあるということですね。
コードの長さを調節できるのが最高!
そんなJaybird X2の、私にとって一番のお気に入りポイントは、コードの長さを調節できること。
通常有線のイヤホンや、安物のBluetoothイヤホンって、イヤホンを耳に装着すると必ずコードが余るんですよね。
※画像はAmazonより引用
↑こんな感じ。
余ってたゆんでいるコードが、実はかなり不快感をもたらします。
走っているときはガサガサと揺れ、肌に当たって摩擦音が聞こえてしまうんです。
しかし、Jaybird X2についているコード調整用のクリップ(ケーブルマネジメントクリップ)を使うと、こうなります。(画像は取扱説明書PDFより)
ほとんどコードが余らず、後頭部にコードが密着するようなイメージです。
こうすると走っていてもコードが揺れず、不快音を発生させることもありません。
この長さ調節のクリップあるかないかでは天と地ほどの差があります。
あるとめちゃくちゃ便利なのですが、残念ながら他のメーカーのイヤホンにはなかなかついていないんですよね。
ついているものといえば、このJaybirdシリーズ以外には知りません。ほかにもあったら教えてください!
片耳イヤホンにも便利
「SHURE掛け」とも呼ばれますが、耳の上からコードを巻き付けるようにイヤホンを装着する方法があります。
Jaybird X2は、説明書でもその方法を解説している通り、SHURE掛けが非常にやりやすいつくりになっています。
このSHURE掛けをすると、片耳イヤホンでもコードが垂れ下がったりしなくなります。
なので、たとえば片耳のみでオーディオブックを聴き、片耳で家族と会話をする…という使い方もできます。
もちろん外部の音の聞こえやすさは、以前紹介した骨伝導イヤホンの方が上ではあります。
しかし、骨伝導イヤホンでは耳栓の役割が果たせないので、外部の音を遮断して集中したいのであれば、Jaybird X2の方がおすすめですね。
音質は有線にもひけを取らない(と思う)
さて、肝心の音質の方は、残念ながら私にはよくわかりません。
耳の聞こえは悪い方ですし、高価なイヤホンを使ったこともないので、比較することも難しい。
しかし、これまで有線のイヤホンしか使ってこなかった友人や、彼女にも試し聴きしてもらったところ、「思ったより音質いいね!」と感想をもらっています。
一般的な有線のイヤホンと同程度か、もう少し高い音質を楽しめると理解してよいのではないかと思います。
少なくとも私のような、オーディオブックを聴くことをメインとする使い方では、まったく支障はありませんよ。
Jaybird X2の気になる点
ただ、こうした便利なJaybird X2にも、ちょっと気になる点があります。それは、スマホから切断しても、自動で再接続されてしまうこと。
具体的には、iPhoneにBluetooth接続し、Jaybird X2でオーディオブックを流していたとして、iPhoneのスピーカーでオーディオブックを聞きたくなったとします。
iPhone側で操作して、Jaybird X2ではなく本体のスピーカーから音が流れるように設定(接続を切断)すれば、それでOK…のはず。
しかしJaybird X2は、5分くらいするとまたiPhoneと勝手に接続してしまうんです。
結果、スピーカーで聴きたいのになぜかイヤホンから音が出てる…という現象がたびたび起こります。
もしかすると、バックグラウンドでデータのやりとりを定期的に行なっているのかもしれませんね。
また、私の耳の穴が小さすぎるせいか、付属の3種類のイヤーチップでもフィットするものがなかったりします。
大きすぎて耳が痛くなったり、小さすぎて耳から落ちてしまったりするので、もしかすると日本人向けのイヤホンでないせいなのかもしれません。
後継のJaybird X3・Freedomも発売中
こちらのJaybird X2は、現在は生産を中止している様子。
後継のJaybird X3や、Jaybird Freedomが発売されています。
X3は日本では正規販売してないようで、輸入品のみ。Freedomの方はAmazonでも買うことができます。
FreedomはX2よりも装着感が増したというレビューもあり、アプリでイコライザー(高音域をブーストしたり、低音域をカットしたり)の調節もできるらしい。
値段もX2とそれほど変わらないので、今買うならFreedomですね!
まとめ
高音質で、コードをまとめることができ、片耳イヤホンにも適したJaybird X2。
後継のX3や、Freedomにもそのよさは引き継がれています。
iPhone7からはイヤホンジャックが廃止され、Bluetoothイヤホンが推奨されるなど、時代の流れ的にもこれから無線のイヤホンが広まっていくでしょう。
Bluetoothイヤホンを選ぶ際には、特にコードの長さを調整できるかどうかをチェックすると幸せになれますよ。