勝間和代さんの『勝間式 超コントロール思考』って本を読んでから、Amazonの「Fire HD 8」がずっと気になっていました。iOSやAndroid版と比べて、Kindle本の読み上げ機能が優れているらしいからです。
先日のAmazonタイムセールで、この製品が2500円引きになっていたので早速購入。Kindle本の読み上げ専用の端末として使ってみることにしました。
タブレット端末としては非実用的
Kindle本の読み上げ機能に関しては、いろいろな端末を試した結果、結局AmazonのKindle端末で読み上げさせるのが一番確実、という方法に至りました。
Kindle Fireの最新型には読み上げ機能が付いていて、再生ボタンを押せば0・7倍速から4倍速までの好きなスピードで本を読み上げてくれます。
『勝間式 超コントロール思考』では、上記のようにKindle Fireについて述べられています。個人的にはタブレット端末の数を増やすのは好まないんですが、一回試してみようと思い、セールのタイミングでFire HD 8を入手。
先日届きましたんで、早速初期設定をしたりKindleアプリの使い勝手を調べてみたりしてみたんですね。そこでまず思ったのが、「普段用のタブレットとしてはダメだ!」ということでした。
私は8インチのAndroidタブレット「MediaPadM5」を持っていますので、それと比較すると雲泥の差があります。とにかく動きがもっさりして、ことあるごとに一時停止してしまうイメージ。
時には5000円台で買えてしまうタブレットとしてはコストパフォーマンスは高いんでしょうけど、積極的に使いたいと思えるものではありませんでしたねー。前面も背面も、指紋や傷が目立ちますし。
Kindle本の読み上げは、iOSやAndroidより優秀
とはいえ、勝間さんが書いていた通り、Kindle本の読み上げはかなり優秀でした。
iOSだと指二本で上から下にスワイプ、Androidだと音量ボタンの+-を同時に長押し…っていう面倒な操作が必要でしたが、Fire HD 8のKindleアプリでは、メニュー画面の再生ボタンをタップするだけで読み上げを開始してくれるのが超便利。
再生ボタンの隣をタップすれば、再生速度を4倍まであげることも可能。私は3倍速をよく使ってます。
iOSやAndroidの場合、画面がロックされたり途中で図表が挟まったりすると、読み上げが停止してしまって手動で再開する必要がありました。しかしFire HD 8のKindleアプリなら、そうしたトラブルもなく使い勝手良好。
わざわざオーディオブックを購入しなくても、Kindleで購入した本をすべてオーディオブック化できるので、これはヘビーユースしそうな予感がします。
Bluetoothイヤホンをつないで、読み上げ専用に
ただし、Fire HD 8の本体スピーカーはとても聞けたもんじゃありませんので、有線のイヤホンなりBluetoothヘッドホンなりを接続して聞いた方がよろしいんじゃないかと。
私はBluetooth接続のネックスピーカーを使って読み上げを聞いています。ひとまずiOSやAndroidの読み上げ機能がレベルアップするまでは、Fire HD 8の読み上げ機能を使ってオーディオブックを聞くことにします。