習慣を身につけるためにいろいろな方法がありますが、一番おすすめなのは「続いた回数をカウントすること」であります。
目次(2017/08/12更新)
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ブログ更新を習慣にできた
7月3日からブログを更新し続け、昨日で40日目。
昨年の3月にブログを開設して上半期までは更新をがんばっていたものの、下半期からはなかなか記事を書けないスランプに陥っておりました。
そんななかにあってもタイトルだけをメモし続けたり、習慣や意志力をテーマに勉強を続けた結果、個人的に大きな成長を達成できたところです。
習慣化って難しい
どんなにめんどくさいことでも、日々の習慣にしてしまえば何の気なしに続けることができます。
ダイエットも禁煙も勉強も、習慣化することが大きなポイントであるといえるでしょう。
しかし、その習慣化がなかなか難しい。
決まった時間に決まった場所で、というのが王道的な身につけ方ですが、同じ時間に同じ場所で同じ行動をする、というのは困難なものです。
そこでわたしが立てた計画が、「続いた回数をカウントする」という方法。
ブログが2日継続できたら②。
3日目には③。
4日目には④と、毎日書いている日記にメモすることを続けたんです。
これが非常にいい感じで、ずっと身につけられずに苦しんでいたブログの更新を、いまでは歯みがきと同じレベルの日課に格上げすることができました。
続いた回数をカウントすることの効果
よくよく考えてみると、禁煙できた日数を数える…みたいな方法は、昔ながらの手法かもしれませんね。
しかしこの古典的な方法は、心理学的な裏付けもある立派な戦略でもあります。
1.続いている実感が得られる
この方法では、習慣が毎日続けられている実感が得られます。
わたしの場合は、ブログを書けた日の日記の隅に①、②、③と丸で囲った数字でカウントして記録してきました。
⑩、⑪、⑫とだんだん数が大きくなっていくごとに、「最近がんばってるな!」という実感につながります。
2.カウントが途切れてもまたがんばれる
万が一、1日ブログを更新できずカウントが途切れてしまっても大丈夫。
たとえば10日目でカウントが途切れてしまったのであれば、次は11日続けることを目指せばいいからです。
ちょっとへこむことはあったとしても、すぐに次の目標が明確になります。
そもそもたった1日くらい休んだって、すぐに習慣が崩れてしまうこともないですしね。
3.連続記録を失いたくない心理が働く
プロスペクト理論とか、損失回避性とか呼ばれる心理学用語があります。
わたしたち人間は、得られる喜びよりも、失う痛みの方が過大に評価しがちという現象を指す言葉です。
これを習慣化に当てはめると、10日続いたことで得られる喜びよりも、10日続いた習慣を途切れさせてしまう痛みを過大に捉えるということになります。
あんまりポジティブな響きではありませんが、これは習慣化における大きなヒント。
「ブログ更新を10日続けるぞ!」ではなく、「9日続いたブログ更新を途切れさせないようにするぞ!」と考える方が、感情への影響は大きいわけです。
後者の方が圧倒的に、習慣化を成功させる確率は高まります。
まとめ
続いた回数をカウントすることは、習慣化において大きなポイントである。
なぜなら、
- 少しずつ前進している実感が得られ、
- たとえサボってしまっても次なる目標が明確になり、
- 人間の行動心理に適した方法
だからということでした。
ノートでもいいですし、ふせんや手帳、スマホのメモでもいいでしょう。
ちょっとした小さなスペースに、ブログをどれだけ連続更新できたか、記録してみましょう。
自分の内面の変化にきっと驚くはずですよ。