つい先日、WindowsPCを新調しました。昨年まで使っていたWindowsPCが故障して以来、ずっとMacBookを使ってきた私でしたが、約1年ほど経ってWindowsに戻ってきた形になります。
「戻ってきた」とはいっても、MacBookの快適さを知ってしまったいまでは、どうやってもWindowsPCをメインマシンとして使う気にはなれなくなってしまいました。その理由として私が考えるMacの魅力を5つご紹介します。
- 1.高性能なトラックパッドでマウスいらず
- 2.USB-Cオンリーの気持ちよさに慣れたら戻れない
- 3.ユーザーが多いという安心感
- 4.キーボード配置のおかげで指を酷使しない
- 5.MacとWindowsを1台でまかなえる
- まとめ
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1.高性能なトラックパッドでマウスいらず
まずMacを使って一番感動したのが、トラックパッドの快適さです。「ドラッグとか不便そう」なんて思っていたマウス派の私でしたが、新型12インチMacBookに搭載された感圧トラックパッドを初めて触れたときから、もうMacの虜になっていました。
たとえば、二本指で左右にスワイプすれば、戻る/進むことができますし、三本指で左右にスワイプすれば、Windowsで言う「仮想デスクトップ」を切り替えることができます。三本指で上にスワイプすると、Windowsで言う「タスクビュー」を表示させることが可能。
ちなみにこのうち二本指でのスワイプはWindows10になっても対応していないトラックパッドジェスチャです。
最近は高性能なトラックパッドを搭載したWindowsPCもあるようですが、それでもまだまだMacのトラックパッドの比になりません。異次元とも言える快適さですんで、もうマウス操作には戻れなくなってしまいました。
また、残念なトラックパッドを搭載したWindowsPCの場合、外に持ち出すならマウスを持って行くのが必須になります。一方で優秀なトラックパッドを備えるMacなら、マウスはいらず本体のみあればOK。荷物削減にも貢献してくれます。
2.USB-Cオンリーの気持ちよさに慣れたら戻れない
私がMacを使い始めたのは、先にも紹介した新型の12インチMacBookです。外部端子が「USB-C」1個だけしかついておらず、一部のユーザーには「不便すぎる!」と不満が噴出したモデルです。
そんなモデルを最初に使っていたもんで、一般の方とは少し感覚が違っているかもしれませんが、特に最近のモデルでシンプルかつ高機能なUSB-Cだけを搭載しているのもMacの魅力の1つだと思っています。
だって、USB-C端子1つあれば、
- データ転送
- Mac本体の充電
- モニターへの出力
など、いろんなことができるわけです。一度に複数のガジェットをつなげるならUSBハブが必要になってきますが、私の使い方ならUSB-C端子は1つで充分。
むしろUSB-A端子やHDMI・VGA端子を搭載しているWindowsPCを見ると、「普段使わない端子がいっぱい並んでるなんてみっともない…」と感じてしまうほど。もう立派なApple信者ですね。笑
3.ユーザーが多いという安心感
これは見方の問題になりますが、Macの場合同じ端末・同じOSを使っているユーザーが多いことから、やりたいことは検索すればすぐに見つかりますし、トラブルがあってもMacユーザーのブログなんかを読めば大抵解決できてしまう…というのもMacの魅力です。
「Windowsのほうがシェアは上じゃないか」というのも重々承知しているんですが、Windowsの場合、端末が千差万別なんですよね。なので、もしWindowsPCでトラブルに見舞われた場合、それが端末側の問題なのか、OSの問題なのかを切り分ける必要があるわけです。
ドライバに不具合があるのか、あるいはWindowsUpdateが失敗したのか、みたいな。
その点、自社のOSを自社の端末に乗っけて販売しているAppleのMacなら、そうした切り分けの手間がなくなります。加えてMacユーザーはITに詳しい人が多いって印象もあったりするんで、トラブルがあっても解決しやすい…ように思っております。
まあ、この点はMicrosoftが販売しているSurfaceシリーズを使えば解決なんですけども。個人的にはSurfaceのあのスペックであの価格はあり得ないと思ってしまいまして、まったくもって食指が動きません。
4.キーボード配置のおかげで指を酷使しない
Windowsで多用するキーの1つ、Ctrlキーは、標準では左手小指で操作する配置になっています。コピーや貼り付け、全選択、元に戻す…といったさまざまなキーボードショートカットに使うCtrlキーが、一番非力な左手小指で押さないといけないっていう不便があります。
ですがMacを使えば、CtrlキーにあたるCommandキーは左手中指・薬指で押せる場所にあります。この配置のおかげで、小指を酷使することがなくなりました。
ほかにも、Windowsなら日本語入力のON/OFFを半角/全角キーを押して切り替える必要がありましたが、Macならスペースキー横にある英数キー、かなキーで切り替えることができます。しかもトグル操作も不要。
Windowsでは、いま日本語入力ONなのかOFFなのか、意識しながら半角/全角キーを押さないといけません。Macなら一発で日本語入力がONになるし、一発でOFFになります。
この操作を覚えてしまうと、Windowsではキーバインドを変更するソフトを入れないと使えないほどになってしまいます。
5.MacとWindowsを1台でまかなえる
これはMacにしかない大きなアドバンテージだと思うんですが、MacにはBootCampといって、標準機能としてWindowsを起動するオプションが備わっています。Windows10のパッケージ版を買ってくれば、MacにWindowsをインストールすることができるわけです。
さらに、Parallelsといったサードパーティ製のアプリを入れてあげれば、MacとWindowsの同時起動も可能になります。画面左にMac版Excelを立ち上げて、画面右にはWindows版Excelを起動し、同時に操作する…なんてヘンテコな使い方もできてしまいます。
「Macが使いたいけど、Windowsでしか動かないソフトがあるから…」という方でも、BootCampの機能を使ったりParallelsをインストールすれば安心ですね。実際に私も、Windowsでしか動かないソフト(コピペリンとか、Audibleとか)をMac上で使えております。
まとめ
というわけで、WindowsPCを約1年ぶりに新調した私が、3年ほど使い続けているMacの魅力を紹介してきました。元々Windows使いだった私ですが、いま考えてみると「なんでWindowsなんて使ってたんだ…」と思えてしまうほど、Macの快適さに魅了されています。
もちろん、WindowsPCにもいいところはあるんですけどね。タッチパネルでの操作はMacに劣らず快適だったり、価格が安いので何台も買えちゃったりもしますし。
もし昔の私のように「Macなんて邪道だ」「企業でも使ってるWindowsを使うのが正しいんだ」なんて意固地になって、Macを食わず嫌いしているのであれば、ぜひ1度Macのトラックパッドを体験してみてほしいなと思います。