私の愛機でもある2017年発売・15インチMacBookPro。USB-C端子が4つ搭載されているモデルを購入してもうすぐ1年になりますが、毎日活躍しています。
しかし先日、4つあるUSB-C端子のうち1口限定で、Mac本体の充電ができなくなる現象に遭遇しました。ハード面の故障かなと思いつつSMCリセットを実施すると、修理に出すことなく一瞬で直ったよという話です。
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1.右上の端子で充電ができない!?
つい先日のこと。いつも通りMacBookProを使っていると、ふと充電が底をついていることに気づきます。メニューバーのバッテリーアイコンが赤く光り、充電不足の状態になっていたんですね。
しかし、よく考えてみるとUSB-C端子の充電ケーブルはしっかりとMacに刺さっています。両側2ずつ、計4つあるうちの右側上部の端子にケーブルが刺さっていました。
「電源アダプタが外れたかな?」と思って87W電源アダプタを確認してみますが、こちらもコンセントにしっかり刺さっています。同じコンセントを使っているiPhoneの充電器はしっかり電気が通っているようなので、電源アダプタ側の問題ではないっぽい。
2.ほか3つの端子では充電OKという不思議
試しに充電ケーブルをいったん抜いて、右側下部の端子に刺してみると、今度はバッチリ充電できるようになりました。ということは、右側上部のUSB-C端子のみ、充電ケーブルを刺しても反応しない状態になっていることになります。
左側のUSB-C端子に刺してみましたが、こちらも充電OK。右上上部の端子のみ、どうやら故障してしまったようです。
そろそろ買って1年になるし、購入してからは1日も欠かさず起動してきたMacBookProですので、ハード面で不調が出てくるのも当然かもしれません。「今度修理に出すかー」とテンションが下がっていたところでした。
3.SMCリセットを試してみた
とはいえ、MacにはセーフブートやOSの再インストールといった不調を治すための操作があります。なかでも「SMCリセット」と呼ばれるリセット方法は、Macの不調を治す最終手段として使われているんだとか。
Apple公式サイトによると、SMCの役割として
電源ボタンを押したときの反応
Mac ノートブックのディスプレイの蓋を開いたり閉じたりしたときの反応
バッテリー管理
参照:https://support.apple.com/ja-jp/HT201295
などが挙げられています。SMCリセットをおこなうと、バッテリー管理などの不調が治る可能性があるってことですね。
今回の不具合も、バッテリー管理機能が故障しているといえなくもないんでは?と思い、「shift + control + option」のキーを押しながら電源ボタンを10秒押してみました。
その後Macを起動してあげると、充電ケーブルが刺さったときの「フォン」という音が!右側上部の充電ケーブルが無事認識され、バッテリーを充電してくれるようになったのでした。
まとめ
以上、MacBookProのUSB-C端子のうち1つだけ充電できない不具合に遭遇したけど、SMCリセットによって回復したよ、って話でした。修理に出すことなく治ってよかった〜。
ちなみに、Macに搭載されているほかのリセット方法として、セーフモードでの起動やPRAMリセットがあります。
Macに不調を感じたときは、修理に出す前にこれらのメンテナンスを実施することをおすすめします。