今月から使い始めているMac向けのアプリ使い放題サービス「Setapp」に、DropboxやGoogleドライブなどのクラウドストレージを、まるで外付けHDDのように使えるようにする「CloudMounter」が仲間入りしました。
Mac本体の容量を消費せずにFinderでクラウドストレージを扱えるため、本体容量の少ないMacを使っている方におすすめ。
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1.Googleドライブを外付けHDDとして使える「CloudMounter」
2018年9月に、Mac向けアプリの使い放題サービス「Setapp」に、「CloudMounter」というアプリが追加されました。追加費用なしで、本来有料アプリだったCloudMounterが使えるようになったわけです。
このCloudMounterってアプリは、私はSetappに追加されるまで知らなかったものなんですが、実際に使ってみると想像以上に便利なことが判明。なにがいいかって、まるで外付けHDDのようにGoogleドライブを扱える点です。
上の公式動画を見るとわかりますが、要はMacのFinderに表示される外部ドライブとして、DropboxやGoogleドライブをマウントするってことであります。
たとえばMacの本体容量が256GBだったとして、Dropboxの2GB、Googleドライブの15GBとを追加すれば、本体+外部ストレージで合計273GB使えるようになります。
さらにCloudMounterのいいところは、DropboxやGoogleドライブの残容量もFinderで表示してくれるって点にあります。
私は無料分の15GBにプラスして100GBの容量を追加しているんで、CloudMounterでマウントしたGoogleドライブの残容量にもそれが反映されています(数GB分多いような気もしますが…)。
まるでUSBメモリのようにクラウドストレージを使えるので、デカい外付けHDDなんかを接続しなくてもいい手軽さが魅力ですね。
2.本体の容量を一切消費しないのがミソ
これによりネット環境さえあれば、Mac本体の容量を消費せずにDropboxやGoogleドライブのファイルを扱うことができます。
もともとDropboxやGoogleドライブには、公式のクライアントソフトが配布されていますよね。クラウドストレージに預けているファイルをMac本体にダウンロードして、いわゆる「同期」するタイプのアプリです。
そうしたクライアントソフトとCloudMounterが違うのは、Macの容量をまったく消費しないってことであります。外付けHDDのようにDropboxやGoogleドライブのファイルを参照できるので、Mac本体にファイルをダウンロードしたり同期したりする必要がないわけです。
もちろんネット回線はちゃんとしたものを使わないと、ファイルを表示したり開いたりする際に時間がかかってしまうことが多いでしょう。それでも、128GBや256GBなど、少ない容量のMacを使っていて、かつ大容量ファイルを扱う作業をしているなら、大変便利なアプリになるんじゃないと感じております。
3.年間3,200円のアプリだが、Setappなら追加費用なし
んで、このCloudMounterはMacのAppストアから購入インストールした場合、基本無料ですが有料版は年間3,200円の費用がかかります。3ヶ月版なら1,050円。
公式サイトから永続ライセンスのものを買おうとすると、約50ドル、5,000円〜6,000円くらいかかってきます。
しかし、冒頭でも紹介したとおり「Setapp」サブスクリプションに仲間入りしたんで、月額1,000円程度のSetappを使っていれば、追加費用なしで使うことが可能です。
私もSetappに新しく追加された通知によって、CloudMounterの存在を知ったクチです。日常的に使うアプリは多くないものの、こうやって新しいアプリが追加されて「どんなもんじゃ?」と試すのが楽しいですよね〜。
まとめ
以上、Setappに新しく追加された「CloudMounter」について紹介してきました。大容量のファイルを使うタイプの人で、DropboxやGoogleドライブをよく使う人であれば、きっと重宝するアプリになるでしょう。
Setappを使っている人なら無料、そうでない人も15日間の試用期間がありますんで、ぜひ試してみてください。