更新なんて必要ありません。永久に無料です。
2014年以降、従来のプレインストール版Officeに代わって、Office Premiumという製品が、マイクロソフトより展開されています。
例えば、このノートPCもそうですね。パソコンを購入するとOfficeが最初から入っているモデルです。
これは従来のプレインストール版のOffice2013や2010とは大きく異なる部分があるのですが、
今回はこのOffice Premiumについてわかりやすくご紹介します。
対象製品は以下の3つ。
Office Personal Premium
Office Home and Business Premium
Office Professional Premium
それでは以下からよろしくどーぞ!
目次
無料でワードやエクセルが使える
まず、勘違いしてほしくないのがOffice Premiumは、毎年の更新が必要ないということ。
このページをよーく読むとわかるんですが、WordやExcelなどのOfficeソフトについては、永久的に無料で使うことができ、
しかも新しいバージョンがリリースされても、無償でグレードアップができるんです。
365サービスは毎年の更新が必要(任意)
1年間ごとの更新が必要なのは、「365サービス」というOfficeソフトとは関係のない部分ですね。
この「365サービス」があると、
OneDriveを1TB容量使えたり、
Skypeで毎月60分間無料通話できるほか、
スマホ2台、タブレット2台でもOfficeアプリが使える、
通常は有償のテクニカルサポートが無償で受けられるようになる。
という特典が付いてきます。これら4つのサービスだけ、Office Premiumを使い始めてから1年間限定なので、
もしこのサービスを使い続けたいなら、更新パッケージを買うのがおすすめ。
それぞれ見ていきましょう。
OneDrive1TB無料
365サービスがあると、マイクロソフト社のクラウドストレージ、OneDriveの容量を1TB(テラバイト)分、無料で使えるようになります。 1TB=1000GBですね。
高画質な写真(1ファイル4MB)で計算すると、約25万枚、
音楽(1ファイル5MB)で計算すると、約20曲分、
かなり大量に保存することができます。
WindowsのPCやMac、タブレットやスマホでも、OneDriveのアプリをインストールすればどの端末からでも、
OneDriveに保存したファイルを見ることができます。
重くてスペースの取る外付けHDDが不要になりますね!
Skype世界通話60分無料
マイクロソフト社の音声通話サービスSkypeの通話を、毎月60分無料で使うこともできるようになります。
次の国/地域に電話をかけることができます。
・固定電話と携帯電話の両方: カナダ、中国、グアム、香港、日本、プエルトリコ、シンガポール、タイ、米国
この10カ国(2016年4月22日現在)に対してなら、携帯電話にも固定電話にも無料通話を発信することができます。
毎月60分間国際電話が無料になる、と考えれば一部のユーザーには便利な特典になりますね。
参考:https://products.office.com/ja-JP/microsoft-office-for-home-and-school-faq#table7
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マルチデバイス
365サービスがあると、タブレット2台、スマホ2台分でOfficeアプリが使えるようになります。
Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook
この5つのアプリを、機能制限無しで使えるようになります。
365サービスがなくても、無料でこうしたアプリをインストールして使うことはできるんですが、
編集や保存、高度な機能が使えない、制限された状態になるんです。
なので、仕事でタブレットやスマホを使ってバリバリ書類作成するんだったら、365サービス
もしくはOffice365soloを契約して、機能制限無しで使えるようにするのがおすすめですよ。
できればちゃんとPCを使って書類作成したほうが効率的だと思いますけどね。まだタブレットやスマホをPCの代わりにするには向かないかな。
私の大学でもでiPadとBluetoothキーボードでポチポチやってる人をたまに見かけますが、使いにくそうで見てられないですね。
画面をタッチしたりキーボードを叩いたり、忙しいもんです。
Mac買えば一発でストレスなくなるのに…。
Officeテクニカルサポート
少し話がそれました。365サービス最後の特典は、Officeのテクニカルサポートを受けられる権利になります。
Office 365 サービスの契約時には、Office 製品を安心してお使いいただくための弊社 Answer Desk サポート エキスパートによる 1 対 1 のサポートが含まれています。
マイクロソフトのサイトをあちこち調べまわっても、この文章しかテクニカルサポートについて言及されていないんですよね。
どんなサポートが含まれてるんだよ!教えろ!!って感じです。
しかもマイクロソフトはサイトの構造が死ぬほどわかりづらい。リンク切れだったり、突然英語のページになったりもしょっちゅうです。
レイアウトもガタガタで使いづらいことこの上ないですね。
Macに乗り換えてよかった。
恐らくですが、普通なら有償になるかなりめんどくさい状況に対するサポートとか、遠隔サポートなんかが含まれているんだと思います。
PCの操作に不安がある人にとっては、マイクロソフトからしっかりとしたサポートが受けられるというのは大きなメリットですよね。
ただ、サポートの電話番号は毎日混み合っていて全然繋がりませんけどね。
365サービスは月522円
365サービスを更新するために必要な費用は、税込6,264円です。月あたり522円ですね。
紹介した4つの特典のうち、どれも必要なさそうだな…と思ったなら、
更新も何もせずにOfficeソフトを使い続けて大丈夫です。
Officeソフトだけを使う分には、料金は発生しませんよ。
この365サービスの有効期限が切れるときにメールが送信され、
「更新しないとヤバイよ!」みたいな、不安を煽るような文章が書いてありますが、
これも無視して大丈夫。安心してくださいね。
まとめ
後半はマイクロソフトに対する不満がついこぼれてしまいましたが、Office Premiumについて紹介しました。
4つの特典を使う権利を破棄してもいいなら、365サービスの更新はしなくたって大丈夫。
Officeソフトは永久に無料で使えます。
これが今回の結論です。
PCがあまり得意ではない人が、Office Premiumについて調べようとすると、
無料でOfficeが使えるのか、使えないのか、
やっぱりわかりづらいんですよね。
今回はそんな困ってる人たちの手助けになる情報を提供できたなら幸いです。
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