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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

2017年1月に読んだ本と書評まとめ

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2017年1月はこんな本を読みました。

 

 ふと思い立って、先月に読んだ本の総まとめをブログに記してみました。

カンタンな感想も付けているので、おもしろそうだと感じた本はぜひ手にとって見てください。

目次(2017/02/03更新)

特に良かった本

最高の人生をつくる授業

イギリスのシューマッハー校で、サティシュ・クマール先生と辻教授、明治学院大学の学生たちとの校外学習の物語。

お金を持たずに世界一周した(核保有国を回った)サティシュ先生の、素敵な考え方が紹介されています。たとえば、

「いったい、自分は何のために生きているのか」

サティシュそれらの問いにあっさりと答える。「与えるため、愛するため、祝うため」と。

なぜこの3つなのか?

それは、この本の第二章にわかりやすく書かれています。

私はたぶん、サティシュ先生のような生き方をしたいんだろうなと思います。

自然とつながり、人とつながり、目に見えないもので人生を豊かにする。

そのためにはどんなことができるのかを、じっくり考えてみます。

 

脳が教える!1つの習慣

ふせん習慣術の記事でも紹介した良書です。

大きな変化は脳に恐怖を与え、実行不可能にしてしまう。

だから脳に恐怖を与えないくらい小さな1歩から始めよう。

というアドバイスが、豊富な事例を混ぜて述べられている本です。

翻訳本はふつう、海外の生活スタイルを元にした「事例」が紹介されているので、他の本ではそれほど重要視していませんでした。

ですがこの本の事例は、日本に住む私たちにも役に立ちます。

「毎日『1分だけ』、テレビの前で足踏みをしてみてはどうでしょう?」

とアドバイスした事例なんかは、「そんな1歩でいいの!?」と驚きと安心感、そしてやる気を提供してくれます。

nogunori.hatenablog.com

 

最近出版された本

「好き」を「お金」に変える心理学

このブログでも何度か紹介している、メンタリストDaiGoさん。

私はDaiGoさんのニコニコチャンネルにも加入し、生放送でさまざまな知識を得ています。

そんなDaiGoさんの新刊がこちら。

仕事で稼いだお金を好きなことに投じる。

すると好きなことが仕事になり、さらに多くのお金を手に入れる。

そしてさらに多くのお金・時間を好きなことに割くことができる。

その結果、より大きな仕事とより多くのお金がもらえる。

雪だるま式に大きくなる無限ループ、というイメージです。

この本では、そんな無限ループの仕組みの作り方を解説しています。

 

最強の読み方

池上彰さんと佐藤優さんの対談本。

新聞や雑誌、本、ネットニュースまで。

さまざまなメディアの読み方を、お二方それぞれが紹介しています。

「若い人がいきなり日経新聞を読んでも挫折してしまう」罠について紹介されており、私も挫折した若者のひとりなので激しく同意しました。笑

私はこの本を読んで、小学生新聞の存在を知り、現在は「読売KODOMO新聞」を定期購読しています。

nogunori.hatenablog.com

 

 

その他読んだ本

ブレイン・バイブル

毎日勉強し、食べ物に配慮し、運動し、人とコミュニケーションをとり、よく眠ってストレスを減らす。

当たり前のことばかりですが、これらの習慣がいかに脳を成長させているかがわかる本です。

タイトル通り、「脳の教科書」というべき本ですね。

 

脳が目覚めるたった1つの習慣

たった1つの習慣とは、

あなた自身が「主観的幸福度を上げる選択をして、積極的に行動すること」なのです。(22ページ)

そして、この習慣を身につけるため「好奇心」「コミュニケーション」「有酸素運動」という3つのキーワードでアドバイスを提供してくれます。

1時間程度で読了できる読みやすい本なので、気軽に読んでみるのがおすすめ。

 

考える力がつく本

身につけた知識は誰かに伝えてみる。

「わからない」にぶつかったら、考える力を身につけるチャンス。

などなど。

池上さんの実践的なアドバイスが豊富ですが、本書の約半分を占める7章は、成功した経営者が読んだ本の紹介です。

個人的にはこの7章は不要かな…。読み飛ばしてしまいました。

 

 

自分の時間を取り戻そう

ちきりんさんの最新刊。

電子書籍で読みました。

生産性を上げることの大切さを説いた本ですが、「労働時間を減らす」ということが生産性を上げるとも述べられています。

一見「ん?」となりますが、読み進めていくと納得できますよ。

 

世界を変えた10冊の本

以前読んだ池上さんの本ですが、古典に興味を持った時期があり、再読。

丁寧でやさしい解説なので、聖書やプロ倫など、古典の入門書に最適ですね。

 

なぜ月曜の朝はつらいのか?

寝付けなかった夜に、KindleUnlimitedで読みました。

平日は朝6時に起きるのに、休日は10時に起きる。

そんなに生活リズムをずらしてしまったら、月曜の朝がつらいのはあたりまえ。

そうしたことに気づかせてくれ、休日も早起きすることを誓いました。

 

フランクリン自伝

まんがでわかる~みたいな伝記を除けば、この年になって生まれて初めて伝記というものを読んだように思います。

以前からベンジャミン・フランクリンの「13の徳」について興味があり、一度読んでみたかった本でした。

ちょうど図書館でこの本を見つけたので通読。

勤勉でストイックな生活をしようと決めました。

 

自助論

オーディオブックでも何度も繰り返し聴いている自助論。

すでに私の中で愛読書となっています。

勤勉さや自制心が少し足りなくなってきたなと思ったら、すかさず手に取ってエネルギーをもらいます。

 

フランス人は10着しか服を持たない

Amazonのレビューの低さから今まで避けていたベストセラー本ですが、「なぜベストセラーになったのか?」という視点で読んでみることを決意。

レビューで叩かれているほど悪い本ではないんじゃないかなという印象です。

マインドフルネスやミニマリズムにも通じるところがあり、いい本なのにタイトルで損をしているんだなと思います。

 

一流の人はなぜ姿勢が美しいのか、疲れない体の作り方

どちらも小笠原流礼法を説いた本。

疲れにくい歩き方や正しい正座のやりかたなど。

美しい姿勢を保つためのノウハウが詰まった本です。

一流の人は~は、疲れない~の焼き直しのような本で、「コピペじゃね?」なんて思われる部分もありました。

疲れない~のほうが優しく語りかけるような文体で読みやすいですよ。

 

知的生活の方法

自分の中の「古典」をつくり、繰り返し同じ本を読むことの大切さ。

そして古典の読み方などを教えてくれた本です。

読書家にとって、クーラーは素晴らしい!というエピソードも紹介されていて、そんな時代もあったんだなあと思いを巡らせました。

 

スタンフォード大学マインドフルネス教室

以前から関心があった、マインドフルネスについての本です。

書かれていることは難しく、抽象的な話が多い印象でした。

通読はしたものの、もう一度じっくり再読して理解を深めないとな、と思います。

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義

「嫌われる勇気」の著者である古賀史健氏が記した文章術の本です。

書けない!を解消し、自分の頭にあることを「翻訳」する方法、ライターとしての心構えや実用的なテクニックがたくさん紹介されています。

 

沈黙のWEBマーケティング、沈黙のWEBライティング

高価な本ですが、ブログやサイトを運営している立場として、知識を深めるためにセットで買いました。

親しみやすいストーリーで、たくさんのツール・ノウハウが紹介されています。

特にWEBライティングの方は、ブログの執筆にも役立っていますね。

小説仕立てでイラストも多いので、記憶に残りやすいのが大きなポイントです。

…今思えば、非常に厚くて重く、パソコンの横に並べるのは不便だったので、電子書籍版で買えばよかったと思います。

 

なぜ「つい」やってしまうのか

「衝動」をテーマにさまざまな実験とエピソードを紹介した本です。

科学的知見に満ちあふれていて、好奇心を満たすには適していると思います。

 

反応しない練習

反応し、判断を下し、思い悩んでしまうことから開放されるための、実践的なノウハウと考え方が紹介されています。

心の半分を前に向け、半分を後ろに向ける。

そんな反応しないコツも書かれていて、つい反応して消耗してしまう方におすすめしたい本です。

 

まとめ

将来の自分向けの備忘録、といった意味合いが強いので、わざわざブログの記事にするか悩みました。

ですが、「今月は22冊も読めたんだ!」なんて調子で、自己肯定感を高めるにはもってこいですね。

来月もがんばろう!って気になれます。

 

ブログを持っている方はぜひ、こんな形で勉強の記録を残してみることをお試しあれ。