CREATIVE社のコンパクトスピーカーである「Sound Blaster FRee」。約半年使ってみて感じた、いいところ・イマイチなところをご紹介します
目次(2017/03/02更新)
SPONSER LINK
SBFの特徴
外形寸法:約71.1×200.8×68.5 mm
重量:約446g
入力系統※1:Bluetooth、AUX、USB、microSD(MP3/WAV/FLAC再生)※2
端子:
microUSB(PC接続/充電)
AUX入力
microSDカードスロット※3電源:USB 5V, 500mA/内蔵充電式リチウムイオンポリマーバッテリー※4
電池持続時間:最大約10時間※5
防水性能:IPX4相当※6
※公式HPより引用
Sound Blaster FRee(以下、SBF)は、水しぶき程度ならOKの防水性能を持ち、長時間のバッテリー容量を搭載し、USBやBluetoothなどの4種類の入力が可能なスピーカーです。
重さも大きさも500mlペットボトルと同じくらいなので、持ち運びしやすく、さまざまな場面で音楽を楽しむことができます。
また、横置きでも縦置きでも設置可能で、特に縦置きなら狭い机の上でもスペースを取らずに使うことができるのも大きなメリットです。
SBFのいいところ
私が半年間使ってみて感じた、SBFのいいところは以下のとおり。
風呂で使える防水性
まず風呂で気兼ねなく使える防水性がうれしいですね。
もちろんシャワーの水をかけたり浴槽に沈めたりするのはNGですが、風呂場の中の高いところに置いておけば濡れる心配もありません。
フラットなボディで落とすのが心配なiPhoneとは違い、グリップがしっかりしているので、落下や滑落もなく安心です。
Bluetoothを使った無線接続でPCやiPhoneと接続し、音楽を流しながらシャワーを浴びる、という使い方が可能です。
音楽だけでなく、オーディオブックを聞きながら風呂に入ることもできるので、毎日のように使っています。
縦置きで狭いスキマにもOK
SBFは縦長のつくりになっているので、横置きできない狭いスペースでも問題なく使えます。
大きさ、重さ、直径も500mlペットボトルと同じくらいなので、まったく邪魔になりません。
私はいつも机にPC2台、外付けキーボードとマウス、ノートなどを置いているので、ペットボトルを置く感覚でスピーカーを設置できるのがうれしいです。
私の部屋はキッチンも狭いですが、ちょっとしたスキマにもSBFは置くことができ、音楽を流しながら料理することも可能。
ついついあちこちに持って行きたくなるスピーカーです。
SDカードやBluetooth、AUX INなどで再生可能
私は普段Bluetooth接続で音楽を流していますが、USB接続で充電しながら曲を聞いたり、あるいはステレオミニプラグで電子ピアノとつなげて、ピアノのメロディを流すスピーカーとして使うこともできます。
騒音が気になる住宅街に住んでいますが、このスピーカーにつなげればピアノの音もそれほど響かず、近所迷惑を気にせずピアノを弾ける…とのこと(彼女談)。
microSDカードを入れてBluetooth接続なしでも曲を再生することは可能なので、iPhoneのバッテリーが気になる外出先では、SDカードも使ってみようと思います。
長時間ドライブのお供に最適
持ち運びに便利で、iPhoneとBluetooth接続して音楽を楽しむことができ、バッテリーもかなり長持ちします。
そのため、外出の際に持っていって車載スピーカーとしても活躍してくれます。
もちろん、「iPhoneで流すよりはマシだけど、もともとの車載スピーカーよりは臨場感に足りない…」という印象ではあります。
しかしiPhoneをつなげられない古い車に乗っており、音質にもそれほどこだわりがないので、このスピーカーでじゅうぶん。
自宅の部屋や風呂だけでなく、長距離のドライブの際にも便利ですよ。
SBFのイマイチなところ
逆に使いづらいな、ちょっと気になるなという点もあります。
縦置きにすると傾く
ひとつは、縦置きにすると少し傾くということ。
ボタン類があるところを前面として、左右からみた写真を見ると、やや傾いているのがわかると思います。
デザイン重視のためか、正確な円柱ではないんですよね。
よほど狭い場所で使わない限り、使用上は特に不便することはありません。
しかし、几帳面な私にとっては、気持ち的にちょっと毒かな…。
15分で自動的にオフになるのがちょっと不便
SBFは、音声入力が15分間停止すると、自動で電源がオフになる仕組みになっています。
このタイマーは調節することができず、15分経つと「ポロロロン♪」という音と同時に電源が切れます。
消し忘れを防止する機能としては優れていると思いますが、またボタンを押して電源をオンにするのが面倒に感じることがあります。(特にスピーカーから離れて音楽を聞いていたとき)
せめて電源接続中は自動でオフにならない設定だったらなあ…と思います。
爆音で起動音が鳴ることがある
SBFの音量調整は、電源がオンになっている状態でしかできません。
そのため、「ちょっと音が小さいな…」という音源に対してSBFの音量を大きくすると、電源がオフになる際の「ポロロロン♪」という音も、電源がオンになる際の「ポロロロン♪」という音も爆音になってしまいます。
これを防ぐには、電源をオフにする前に音量を小さめに戻しておくこと。
そうしないと停止音と起動音、連続して2回爆音を流すことになってしまいます。
電源がオフになっているときにも音量を調節できれば、爆音が流れるのも1回で済むのにな…とは思います。
まとめ
500mlペットボトルと同じサイズなので、持ち運びに便利でどこでも使いやすいスピーカー。
それが 「Sound Blaster FRee」というスピーカーです。
実は、SBFをはじめて買った際、充電ができず起動できない初期不良の製品にあたってしまったんです。
量販店で買ったものですし、保証書はあるけど本体のパッケージは捨ててしまいました。
なので、きっと無料交換は無理だろうな…と思いつつダメ元でCREATIVE社に問い合わせてみたんです。
すると、無料で交換OKとの返事が!
正常に動く新品を送ってもらい、その後は楽しくスピーカーの音楽を楽しんでいます。
それほど有名ではないメーカーですが、サポート体制はバッチリだと思います。
安心して使えるメーカーのスピーカーなので、気になったらぜひポチッとどうぞ。