本の朗読を耳で聞けるオーディオブック。移動中とか家事の最中とか、手がふさがっている時の音楽代わりとして役に立つサービスです。私も日常的にオーディオブックを聞いていて、本が読めない時の読書量アップに貢献してくれています。
そんなオーディオブックを聞くなら、国内では「audiobook.jp」「Audible」のどちらかを利用することになります。どっちを利用すべきか悩むところですが、個人的にはaudiobook.jpがおすすめだよって話です。
私はaudiobook.jpを愛用
audiobook.jpには、聴き放題プランと単品購入のプランの2つが用意されています。聴き放題プランは、対象タイトルであればアプリ内でダウンロードして聴き放題。単品購入の場合は、公式サイトで購入してmp3ファイルでダウンロード可能。
私は聴き放題プランは利用せず、単品購入で気に入った作品を入手し、GooglePlayMusicにアップロードすることで、端末を問わずオーディオブックを聞けるようにしています。mp3ファイルでダウンロードできるため、倍速化することも簡単です。
audiobook.jpは専用アプリもリリースしていますが、こちらは使い勝手が良くないので非推奨。パソコンでmp3ファイルをダウンロードして、GooglePlayMusicを使って聞くのがベストな方法じゃないかと思います。
コイン制Audibleは使い勝手悪化
一方のAudibleは、従来の聴き放題プランがなくなり、「コイン制」に移行しました。毎月付与されるコインを使って、好きなタイトル1本と交換できるって仕組みです。
audiobook.jpにはなくて、Audibleでは配信されているって作品は少なくないので、余裕があるならどちらも併用して使うのがベターでしょう。しかしAudibleはmp3ファイルのダウンロードに非対応で、定価が非常に高いのがデメリット。
audiobook.jpの場合は、オーディオブックの定価もほぼ紙の本と同じ1500円前後ですが、Audibleは3000円とか4000円が普通。今後コイン制がなくなって定価も安くなるのかもしれませんが、月1冊以上の大量に聴きたい人には不向きでしょう。
専用アプリやプレイヤーなしで、ブラウザ上でオーディオブックを聞ける点は便利なんですが、作品数の少なさとmp3ファイルでダウンロードできないって点で、やっぱりAudilbeは使う気になれないんですよねー。
Fire HDタブレットで読み上げるという手も
ちなみに、Kindleで購入した本のオーディオブックを聴きたいってことなら、Amazonのタブレット「Fire HD」を買って、読み上げ機能を使うって方法もあります。Siriみたいな機械的な音声ではありますが、無料でKindle本をオーディブック化できる手段です。
私が持っているFire HD 8は、スピーカーの音が非常に悪くて聴けたもんじゃないですが、幸いBluetoothイヤホンに対応していますんで、ネックスピーカーを接続してオーディオブックを聞くことが可能になります。
人の声で読み上げたオーディオブックの方が内容が入ってきやすいんでしょうけど、オーディオブック化されていないタイトルを聴きたい時とか、手軽にオーディオブックを試したいって場合には、Fire HDタブレットを手に入れて読み上げ機能を使ってみてはいかがでしょうかー。