通勤時間は、時間の浪費だと思うわけで。自宅と職場の距離をゼロに近づけるのが得策だと思うわけです。
目次(2017/07/25更新)
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通勤時間って、タダ働きだよね
学生時代アルバイトをしていたときから思っていたのは、通勤時間はタダ働きだよな〜っていうことでした。
たしかに交通費が実費支給される職場は多いですが、それはあくまでもマイナスがゼロになっただけ。
仕事のために拘束される必要時間なのだから、「時は金なり」なんて社是を掲げるなら通勤時間分も時給を払ってくれよ、って思いを抱き続けてきました。
わたしたちの時間は1日に24時間しかない貴重なものなのに、移動時間に関しては深く考えずに浪費しすぎです。
世の中の会社は通勤時間に対しても、時給換算した給与を上乗せするべき!
パソコンや文具よりも貴重な、必要経費なのですから。
「電車が読書しているから時間を有効活用している」の嘘
よくいわれるのが、「わたしは通勤電車のなかで読書して過ごしているから、時間の浪費はしていない!」というもの。
たしかにゲームをするよりは時間を有効に使えているかもしれません。
でもそれって、自宅の静かな環境の中で、ノートとペンを手元に置いてする読書よりも、濃い時間だといえるのでしょうか。
わたしはそうは思いません。
電車で読書をする暇があるなら、スマホを取り出して物件を検索し、少しでも職場に近い部屋を探す。
その方が、長期的には有益な時間の使い方になります。
理想は自宅勤務
会社に経費と見なされない必要経費は、できるだけゼロに近づけなければいけません。
そのための理想の勤務形態は、やはり自宅勤務・在宅勤務です。
たしかにオン・オフの切り替えがしにくいというデメリットはありますが、余分なコスト(時間)は支払わずにすみます。
「今日は15時までは仕事で、それ以降はPCを閉じる」というようにルールを決めれば、オン・オフの切替えも次第に上手になっていきます。
簡単なデスクワークや、電話・チャットを使ったカスタマーサポートであれば、ネットを使っていくらでも自宅作業ができるはず。
あるいはクリエイティブ職なら、独立してフリーデザイナーやフリーライターになることも、大きく時間の節約になるでしょう。
通勤時間をゼロに近づける
もちろん、いきなり独立したり、会社の中でひとりだけ在宅勤務しようなんて簡単には実現できないですよね。
ならせめて、職場に近い自宅を選び、自宅に近い職場を選ぶようにしましょう。
仮に出勤日を200日として、毎日1時間かけて通勤しているなら、1年で200時間。
2時間かけているなら、400時間浮くことになります。
その200時間・400時間を仕事や副業、アルバイトにあてることで、差額分の家賃が払える見込みがあるなら、いますぐ職場の近くの物件に引っ越しましょう!
まとめ
正社員であれアルバイトであれ、会社に勤めていると、時間が貴重なものであるという感覚が薄らいでしまうことが多いようです。
そうならないためにも、時は金なり…いえ、時は金以上なりという意識を持って、まずは通勤時間の見直しを図ってみるのはいかがでしょうか。
自分の時間を見直す際には、アーノルド・ベネット著『自分の時間』も手元に置いておきたいところです。
家と職場の距離をゼロにして、時間の浪費を防ごう!