ずっと60分で終わっていた仕事が、ブログや日記を書き続けることで30分で完了させることができた。
そんな体験をしたので、書くことに「慣れる」のは大事だなって思った話です。
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1.1時間かかっていた仕事が30分でできるように
個人的な話になりますが、ここ1年ほどずっと受注している仕事があります。
商品スペックの箇条書き + 商品の魅力アピールみたいなイメージで、ライティングとコピペ作業がミックスされたような仕事です。
一番最初は1件90分くらいかかっていた仕事なんですが、数をこなしていくうちに60分まで短縮できるようになりました。
しかしその後がなかなか伸びず、どれだけ数をこなしても60分以下で完了させることができず。
ところが、最近になって気づいたら30分〜45分程度で終わらせられるようになっていました。
特にやり方を変えたり質を落としたりしていないにもかかわらず、なぜスピードが上がったのだろう…と考えてみると、「商品の魅力アピール」つまりライティング部分を書くスピードが向上しているっぽいことに気づきます。
どうやらライティングの際に、言葉がスラスラ出てくるようなったみたいなんですな。
2.言葉がスラスラと出てくるようになった
素材に目を向けるだけで、文章は速く書ける。
これが、本書で最も伝えたいことです。
『超スピード文章術』の中で、著者はこのように述べています。
ここでいう素材とは、わかりやすくいえば文章のパーツのこと。
- 明日の天気予報は晴れである
- 明日は花火大会がある
- 花火大会に行くは3年ぶりだ
という素材から、「明日は3年ぶりに花火大会へ行くことに決まったんだけど、天気予報は晴れでよかった」という文章を書けるというわけです。
こうした文章を書くための素材・文章のパーツは、書く経験を積むたびに少しずつ蓄積していくもの。
今回の私の場合、素材のレパートリーが増え、文章がスラスラ書けるようになったんだと思っております。
日記やブログで文章を書きまくっていた
仕事が30分で終わらせられるようになった話に戻りますと、ここ最近仕事とは別に、ブログや日記をパソコンで書きまくっていました。
【ブログ】読者が少ないうちに、質を気にせずたくさん更新して文章力を磨こうぜ の記事でも書いた通り、今でも100日以上毎日更新し続けております。
当ブログは、いつも1000文字〜2000文字のボリュームで書いていますし、日記もEvernoteで500字前後書き続けていたりします。
そうしたアウトプットを続けていると、「パソコンを使って文章を書く」ってことに慣れてくるんですよね。
ブログや日記を通じて、「この言葉の次はこういう形容詞を使うとしっくりくる」みたいな感覚が養われてくるってことですな。
そんな毎日の積み重ねが、仕事のスピードアップにつながっていたんです。
3.毎日アウトプットしていたおかげかも
ブログや日記など、たとえ仕事とは関係なくとも、自分の考えや頭の中にある情報をアウトプットする作業を通じて、ライティング力が上がっていったんだと思うのです。
このライティング力ってのが、「この言葉の次はこういう形容詞を使うとしっくりくる」っていう感覚のことであり、文章を書くにあたっての素材です。
素材がたくさん用意できるようになり、文章のパーツをたくさんストックできるようになったおかげで、仕事での執筆スピードも上がる。
そして時間当たりの給料がアップし、時給も向上。
少ない時間でこれまでと同じ額の報酬を稼げるようになり、さらに多くの仕事を引き受けたり趣味の時間を設けたりできるようになります。
って考えると、継続して自分の考えをアウトプットするのは大事。
やっぱり成長のためにはひたすらインプットするのではなく、アウトプットすることがポイントなんですね。
まとめ
- 執筆スピードを上げたいなら、まず情報をアウトプットすることに慣れよう
- アウトプットの場は、ブログでも日記でもOK
- ただし、仕事用と同じ環境でアウトプットの練習をすることが大事
以上、「慣れって大事!ブログや日記で毎日文章を書いていたら、執筆のスピードが上がったぞ」という記事でした。
ちなみにここでいう「慣れ」ってのは、パソコンで文章を書くことに対する慣れであって、手書きで文章を書いたり音声入力で文章を打ち込んだりといった作業は除外されます。
なぜなら、手書きの時は手書きの時の脳の使い方があって、キーボード入力ならキーボード入力、音声入力なら音声入力の脳の使い方があるからです。
したがって、音声入力のスピードを上げたとしても、キーボード入力で執筆スピードが上がるということは少ないでしょう。
もしあなたがパソコンでたくさん文章を書かなければならない立場にあるなら、趣味のブログや個人の日記をパソコンで書いてみてはいかがでしょうか。
仕事と同じ環境でとにかく「文章を書く」という作業を繰り返すことで、きっと仕事での執筆スピードが向上していくはずですよ。