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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

タバコはNG!「飲酒」が高収入をもたらすというおもしろい研究結果

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残酷すぎる成功法則』という本で紹介されている研究によると、「飲酒」と収入には正の相関があったそうな。つまり、酒を飲む人ほど高収入になる傾向にあるってことですね。

ちなみに、これは「喫煙」にはみられない傾向で、なぜこんな関係があるのかっていうと「人付き合い」がキーワードになるみたいです。

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1.酒飲みほど金持ちになる?

読んでいてびっくりしたんですが、飲酒と収入は関わりが深く、酒飲みほど高収入になる傾向があるらしいんですよ。一般的には「酒飲み=貧乏」みたいな印象がありますし私もそう思い込んでいたんですが、実際にはそうではないっぽい。

残酷すぎる成功法則』から引用しますと、

興味深いことに、お酒を飲む人は、飲まない人よりお金を稼ぐ。

飲酒の習慣がある人の収入は、飲まない人の収入を一〇%上回っている。また、少なくとも月に一度酒場に行く人(お酒のつき合いがある人)は、たんに飲酒の習慣がある人の収入をさらに七%上回った。

酒を飲む人はそうでない人よりも10%収入が多く、さらに月1でバーに行く人はさらに7%収入が多い、と。参考文献になっている2006年の論文*1 を読んでみると、飲酒が社会的資本の増加をもたらし、結果高い収入に結びついているみたい。

要は、お酒の席で人付き合いが多い人ほど高収入になるってことですね。お酒が飲めなくて飲み会のようなイベントが苦手な私としては残念な結果ではありますが、非常に興味深い事実でもあります。

2.喫煙は影響なし

ただし喫煙する人にこの傾向は見られない。

さらに興味深いのが、喫煙には同じような傾向がみられないってこと。これまたタバコを吸わない私からしてみれば、会社のなかの喫煙所的な場所でみられるタバコミュニケーションにも、同じように社会的資本を増加させるようなイメージがあるんですけどね〜。

シラフでは人付き合いの輪を広げづらいってことなのか、喫煙所でのコミュニケーションがそもそも少ないのか。

いずれにしろ、周囲に副流煙を垂れ流すタバコに関しては、人付き合いを増やして高収入につながる根拠もないってことがわかったので、分煙や禁煙、タバコ税増税などの取り組みを進めてもらいたいものです。

これは完全な余談ですが、以前タバコ税が増税されるとき、テレビでタバコ農家が取材されているところを目にしました。いわく「生活がかかっているので増税は困る」的な発言をされていたように記憶しています。

あたかも「タバコ増税は悪いことだ!」っていう印象を植え付けるような取材でしたが、こっちからしてみれば「麻薬売ってる犯罪者になんで肩入れしてんだよ!」みたいな心象ですよねー。いや、そこまで極端なことはいいませんけども。

3.酒が飲めなくてもOK!「ソーシャル・キャピタル」を増やそう

本題に戻ります。飲酒が高収入をもたらすってのは、結局は社会的資本(ソーシャル・キャピタル)の増加が高収入をもたらしてくれるってことと同義らしい。人間関係の輪が広く、さまざまな人脈を持つ人ほど収入が増えるってのは納得できる話です。

だったら、私たちのように酒が飲めない人間にとってもチャンスがあるってことでしょう。飲み会の席みたいな場所には行けない分、日頃からのコミュニケーションを大事にして、いろんな人と関わりを持つことで、高収入を狙えるんじゃないでしょうか。

アルコールやタバコが健康にいいって根拠はないんですから、そうしたものに頼らずコミュニケーションの機会を増やしていけたらいいですよね。私も自宅でひたすら仕事するだけでなく、もっと人との関わりを増やさないとなーと実感するところであります。

まとめ

以上、飲酒が高収入をもたらすっていう興味深い研究について紹介してきました。結局は飲酒によって人付き合いの輪が広がって、それが高い収入に結びついているんじゃないかって話でした。

だったら、飲酒の習慣がなくても高収入を狙うことはできるはず。アルコールやタバコに頼らずとも人脈を広げて、収入アップを図りたいですね。