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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

「男子校出身だと早死にする…かも?」という恐ろしい研究

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海外でおこなわれた研究ではあるものの、男子校出身者はそうでない人に比べ、短命であることがわかっているそうです。その理由は、人とのつながりが希薄になるから。

今回はその研究を知って、人とつながることの大切さを学んだぞって話を書いていきます。

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1.男子校出身者は早死にする

ハーバード大学医学部のニコラス・クリスタキスって教授の研究によると、男子校出身者は早死にするってデータが得られているんだとか。これは海外の研究ですので、環境の違う日本ではまた違った結果が得られる可能性はあるものの、おそらく同じような傾向があることでしょう。

なぜ男子校に行くだけで短命になってしまうのか?クリスタキス教授によると、次の2つの理由が考えられるそう。

未婚率が低くなるから

まず1つ目は、男子校出身だと未婚率が高くなるからであります。男子校出身だと、青春時代真っ只中に女子と出会う機会が少なく、女性経験が少なくなってしまいがちです。

大人になっても女子と1回も付き合ったことがない…なんて男性は、女性から避けられるようになってしまうものです。「女性経験に乏しいから」って先入観よりかは、女性の扱いが下手…ってのが大きな理由でしょう。

その結果、生涯未婚でいることが多くなったり、極端に晩婚化してしまうことが多くなるのでしょう。するとパートナーとの濃密な関係から得られる「つながり」が手に入らなくなり、短命につながってしまうということですね。

若い時期からストレスにさらされるから

もう1つの理由として、数少ない女子を巡って、中高生時代から強いストレスにさらされるからという点もあげられています。男子校のだれか一人に彼女ができたら、こぞって「紹介してくれよ!」なんて詰め寄られそうですが、そういうストレスが悪影響を与えてしまうってことですね。

女性を巡るストレスってのは、生存本能に直結しているだけあってかなり強いレベルだと考えられます。だれだってパートナーが浮気したり、ほかの異性に奪われたりしたら、うつになったり自殺したくなったりするでしょう。

数少ない女子を奪い合う環境に置かれてしまうと、多感な時期にこうした強いストレスを受けてしまいがち。その結果、歳を取ってから心身に支障をきたして、病気にかかりやすくなってしまうのかもしれませんね。

2.女子校出身者は影響なし

「だったら、女子校出身者も早死にするってこと?」と考えられますが、実は女子校出身者と共学出身者では、寿命に違いはなかったんだとか。不思議な話ですね〜。

おそらく、女性の方が「人とのつながり」を形成しやすいってのが理由でしょう。個人的にはコミュニケーションが苦手な女性ってのには出会ったことがなくって、「私ってコミュ障で…」って自虐する人でさえ、店員さんと話し始めれば「めっちゃ話盛り上がってるやん!」となることもしばしば。

昔からよくいわれることですが、男性より女性の方が、社会的なコミュニティに加わるのがうまいからなんでしょうね。人とのつながりをつくるのがうまいからこそ、世界的に見ても男性より女性の方が平均寿命が長いのかもしれません。

3.「人とのつながり」がキーワード

ここまでなんとなく「人とのつながり」って言葉を使ってきましたが、今回の参考文献『友だちの数で寿命はきまる』という本によると、タイトルのとおり「人とのつながりが多いほど、長生きできる!」ってことがわかっているそうな。

タバコを吸ったり酒を飲んだりするよりも、孤独でいる方がずっと健康に悪影響を与える…ということを、本書では国内外の研究をもとに解説してくれています。

ブリガム・ヤング大学のホルトランスタッドによるメタ分析では、総勢30万人を対象とした148の研究を精査した結果、寿命を長くする影響がもっとも強いのは、運動をすることや肥満を避けることよりも、人とのつながりがあるかどうかだったってことが判明したんだとか。

つまり、友達が多いほど長生きする!ってことであります。

まとめ

以上、男子校出身者は短命になるって研究をもとに、「人とのつながりが大事だぞ!」って話を書いてきました。私は男子校出身ではないですが、高校ではまったくモテなかったタチですんで、人ごととは思えなかったりもします。

とはいえ、男子校出身の人が悲観しすぎる必要もないでしょう。これからの人生でより多くの女性と出会い、より多くの友人をつくれば長生きできる可能性もぐっと高まるはず。

一人の方が気楽だからって極端に孤独を選ぶのは避けて、たまには人とのつながりを大切にしたいところですね。