自分がフリーランスだからって理由を差し引いても、最近ではフリーランスって働き方が大きな注目を浴び、フリーランスを志す人も多くなっているような気がします。
これからフリーランスになろうと考えている人の中には、「なぜこの人はフリーランスになったんだろう?」って気になる人もいるかもしれません。ってことで、ここでは私がフリーランスになったきっかけと、後悔しているかどうかについて書いていきます。
なぜフリーランスになったのか?
フリーランスになってからもう3回確定申告をした身分ですので、私は独立して3年ほどこの働き方を続けていることになります。実は大学在学中にフリーランスになって、社会人になって以降もそれなりにうまくやっている人間だったりします。
そんな私がフリーランスになろうと思ったのは、「会社で働くことは難しいから」という消去法的な選択からでした。
詳しくは過去の記事にも書いているんですが、私は人との会食が特に苦手な社会不安障害ってのを患っています。面接とか面談といった、かしこまった場で人と話すことが非常に苦手で、常に吐き気が襲ってきてしまうイメージ。
就職活動中に一度受けた面接でも吐き気が止まらず、ミントタブレットなしではまともな受け答えができないレベルでした。この社会不安障害を発症したのは、当時付き合っていた彼女と喧嘩したからというしょーもない理由なんですけども。
「このままでは会社に入って働くのなんて無理だぞ…」と思い始め、心療内科で薬をもらいながら社会不安障害の克服を目指したんですが、一向に改善されず。
「だったら働き方そのものを変えてしまおう」と考えて、当時(あくまでも当時)信奉していたイケダハヤトにならってブログを始め、ランサーズやクラウドワークスに登録してクラウドライターとして働き始めたんですね。
フリーランスになって後悔?満足?
そうやってフリーランスになって3年。1年目は月10万円も稼げない状態でしたので、生活していくだけでも大変なレベルでした。
ですが2年、3年と続けていくうちにだんだんと収入が上向きになり始め、先日は人生で初めて100万円の貯金を作ることにも成功。国民保険や国民年金の支払いは重たいですが、収入面では満足できる成果が得られているところです。
私の場合、幸いにも周囲の人間に「会社に勤めて働かないとはなにごとか!」「独立して働くなんて危ないからやめとけ!」みたいなネガティブな意見を持った人がおわらず、むしろ応援してくれる人も多かったので、これまでにフリーランスになって後悔を感じたことはありません。
フリーランスは社会的信用が低く、賃貸アパートを借りたりローンを組んだりするのが難しいって話を聞いていましたが、賃貸アパートの保証会社の審査には2回通りましたし、Appleローンも問題なく組めたので、その点も不自由しませんでしたね。
不安障害持ちにとってはベターな選択肢
1年前に書いた「フリーランスって目指さないほうがいい?2年続けて感じたメリット・デメリットまとめ」って記事にもありますが、フリーランスになってさまざまないいことがありました。働く場所や時間が自由で、私が大嫌いな「移動時間」を減らせることが特にありがたい点ですね。
このようにメリット・デメリット双方あるフリーランスですが、「会社員に戻りたい?」と聞かれたら絶対にNO!と答えます。
去年このように書きましたが、今も考えは変わらず。社会不安障害を持つ私にとっては、これ以上なくベストな選択肢だったと思います。もし社会不安障害を持っていなかったら、フリーランスは目指さなかったかもしれませんけど。
というわけで、フリーランスを目指そうか考えているって人は参考にしてみてください〜。