新しいアパートに住むとなったら、部屋の方角が気になってくるものです。できるだけ日が当たる南向きがいい…って考えがちですけど、私は西向きの部屋に1年間住み続けてみました。
そこで感じたのは、南向き以外でもメリットはあるんだなということ。それから建物で遮られなければ、どの方角の部屋でも快適なんじゃないかということでした。
1年住んだアパートが西向き
ちょうど1年くらい前に、「新しいアパートに引っ越すぞ」って記事を書いていました。その部屋というのが西向きの方角で、朝はほとんど日差しが入らず、夕方は西日で暖かいところだったんですね。
もともと家賃の安さと立地条件だけを最優先に選んだ物件だったので、部屋の方角はまったく考慮せずに賃貸契約を結んでいまして。
「ああ、この部屋って西向きなんだな」とわかったのは、入居して次の日の朝を迎えたタイミングだったりします。
冬場は西日のおかげで午後が暖かい
西向きの部屋のいいところとして、午後が暖かいってことがあげられるでしょう。午前中は日差しがないので春秋はやや冷えますが、午後になると日光がガンガン降り注いで夜まで暖かい状態が続きます。
夏は酷暑になりやすいので、厚いカーテンとエアコンは必須。しかし夏以外の季節であれば、午後の暖かさが夜寝る前まで続いてくれるので快適に過ごすことができました。
私のように日中家にいるタイプの場合、午後はずっと日差しがあるっていうのは、洗濯が干しやすいし暖かいしで、いいことだらけだったように思います。
もし私が会社勤めで朝早く家を出るタイプの人間だったら、東向きで朝日がちゃんと入ってくるところのほうがよかったでしょうね。
建物で遮られなければ、東西南北は気にならない?
私はこれまで横浜、仙台でもアパートを借りて住んだことがありましたが、そのどちらもあまり部屋に日光が入ってこないところだったと記憶しています。
いずれの物件でも、窓やベランダの目の前に建物があって、日差しが遮られていたからですね。しかし今回住んだのは、窓の向こうが開けており、向かいのアパートともかなりの距離がある部屋。周囲には3階建て以上の建物がなく、日差しが入りやすい地形になっていました。
そのことを踏まえると、部屋の方角よりも周囲の建物の高さについて気をつけながら部屋選びしたほうがいいのかなと思ったのでした。