普段からParallelsを使ってWindows10を起動し、Mac上で2つのOSが利用できるように設定している私。しかし最近、文字入力しようとすると勝手にIMEがオフになってしまう不具合が頻発するので、Parallelsの設定を見直してみた話です。
Windows10で入力中にIMEが無効に
Macを使っていてWindowsを使いたくなることはよくありますよね。Windowsでしか動かないソフトが使いたかったり、Windows環境での表示をチェックしたかったり。
そんなときに活躍してくれるのがParallelsっていう仮想化ソフトなわけですが、私は最近ParallelsでWindows10を使っている最中に、日本語入力が受け付けなくなる不具合に遭遇します。
メモ帳とかExcelとかで日本語の文章を入力しようとしたのに、「nihongonyuuryoku」みたいになってローマ字のままになってしまう現象ですね。
よく観察してみると、タスクバーのIMEの部分が「×」となっており、通常は「A」とか「あ」とか表示されていなければいけないところに異常が生じていることがわかります。
再起動すれば改善?
これは致命的なトラブルというわけではなくて、ParallelsまたはWindows10を再起動することで、ちゃんと日本語入力を受け付けてくれるようになります。
ですが、私の場合はWindowsを使うたびに毎回遭遇するトラブルだったもので、Windowsを使おうと思ったらまずは再起動する…なんて手順が非常に煩わしく感じていました。
ただ、この現象が起こるタイミングをよく思い出してみると、Parallelsの画面を一定時間使わず「一時停止」の状態から復帰した後、遭遇する確率が高いことがわかりました。
「常にバックグラウンドで待機」を有効に
「だったら、一時停止しないようにしたらいいのでは?」ということで、Parallelsの設定を見直してみたんですね。
具体的には、Windows10の「構成」メニューから、「マニュアル起動とシャットダウン」にチェックが入っていたところを、「常にバックグラウンドで待機」に変更。
これならParallelsのタスクがずっと動き続けることになるので、トラブルも発生しにくくなるんじゃないかと。
結果、効果はバッチリでした。
この設定にして以来、IMEが急に無効になって日本語入力を受け付けなくなることは皆無になり、安定して文字を打てるようになったんです。
私と同じように、Parallels上のWindows10でIMEがIMEが無効になる不具合に悩まされている人は、この設定を見直してみてください〜。