フリーランスになると、確定申告を楽にするために事業用・プライベート用にクレジットカードをわけたいと思うことがあります。そんなときには、楽天カードを2枚作ると管理が楽で、ポイントもまとめられるぞって話です。
事業用・プライベート用にわけたいクレジットカード
ミニマリストな私個人としては、クレジットカードは1枚にまとめたい派です。仕事用に購入した書籍も、プライベートで買ったお菓子も全部1つのクレジットカードにまとめて、財布に入れるカードの枚数を少なくしたいって考えています。
しかし、事業用の支出とプライベートな支出を一緒にしてしまうと、確定申告の際に作業が煩雑になります。1つのカードにまとめていると、明細1つひとつに対して「これは仕事用だっけ?プライベートだっけ?」と判断する手間が生じるからですね。
一方で事業用とプレイベート用でクレジットカードをわけておくと、プライベート用のカードの明細は全部無視して、事業用のカードの明細だけをチェックすればいいので圧倒的に楽になります。
そんなわけで私も2枚のクレジットカードを利用して事業用とプライベート用を区別しているわけですが、これにもまったくデメリットがないわけではありません。
請求やポイントの管理が煩雑に
別のカード会社で2枚のクレジットカードを作って利用すると、今度は利用明細を確認したり、ポイントを管理したりする手間が2倍になります。
たとえば、楽天カードのマイページで利用明細と楽天スーパーポイントを確認し、Yahoo!カードのマイページでも利用明細とTポイントを確認する、というように。
特に個人的にはポイントが2つにわかれてしまうことがイヤだな〜と思っていたところでした。楽天スーパーポイントで500ポイント、Tポイントでも500ポイント…みたいに別々に貯まってしまうと、それぞれを合算して1000円分の買い物に使う…ってことができないからです。
Tポイントを楽天スーパーポイントに、あるいは楽天スーパーポイントをTポイントに交換できる仕組みがあるといいんですけど、交換レートが割高だったり、ポイントの使い道に制限があったりして現実的ではありません。
2枚作れる楽天カードならフリーランスと相性抜群
「クレジットカードは事業用とプライベート用の2枚を使いわけたい」
「だけど管理が簡単で、ポイントもなるべく1種類にまとめたい」
そう考えたときに使えるのが、実は「楽天カード」だったりします。楽天カードは、国際ブランドが「VISA」のものに限り、MasterCardまたはJCBで2枚目のカードを作成することができるからです。
この仕組みを利用すると、VISAの楽天カードを事業用に使い、MasterCardの楽天カードをプライベート用に使う、ってことが可能になります。利用明細は別々になるので確定申告の際にも手続きが簡単。
加えて2枚の楽天カードで付与される楽天ポイントは合算されるため、投資信託用にも使いやすくなります。普通の人ならあまりメリットのない楽天カードの2枚持ちですが、フリーランスになると一気に魅力が生まれてくるんですよね。
私もこの仕組みを使って事業用・プライベート用を区別しようと思ってはいるんですが、今手元にあるのはMasterCardの楽天カードのみ。先日楽天ゴールドカードから一般の楽天カードへ切り替えたばかりなので、また退会(切替)の手続きをするのはなんとなくためらわれます。
一応カードの際申し込みで審査に落ちるリスクとか、カードの切替をしすぎて信用に傷がつくリスクも考えられますし。とりあえず、確定申告のサイクルに合わせて来年の1月から、2枚の楽天カードを使い分けできるようにVISAの楽天カードへの切替を進めていきますかねー。