あんまりブログには書いてこなかった話なんですが、むかーし「 【奨学金】1,104万円の借金を返済する私は幸せになれるのか」って記事を投稿したことがありました。
最終的に奨学金の貸与金額が確定して、2年前の記事よりも少ない約800万円の奨学金を借りたことになっていました。その返済を、つい先日からスタートしたので今の心境を書いておきます。
第二種奨学金498万円を返済開始(有利子)
私がメインで借りていた奨学金は、いわゆる「第二種奨学金」ってやつです。有利子で毎月5〜12万円借りていました。その返済額は、元金だけで498万円(そのうち50万円は入学時増額分)。
ここに0.03%の利子がかかり、トータル3万円ほど上乗せされることになります。返還総額は、約501万円ですね。
2年前の記事と大きく数字が異なるのは、奨学金の貸与終了直前に、金額を変更したからです。毎月12万円もらっていたところを8万円に変更したため、トータルの金額が少なくなったってことですね。
およそ500万円の借金があるって考えると暗い気持ちになる人もいるかもしれませんが、個人的には「え、500万円も借りて20年で返すのに、利子3万円でいいの?」という感じ。
厳密には、身内から保証人を立てない「機関保証」を利用していたので、その分の手数料を考慮しなければいけませんけども。
地元の奨学金322万円も返済開始(無利子)
それから、私はたまたま地元で募集されていた「上越学生寮奨学金」っていう民間の奨学金も利用していました。こちらは月7万円の貸与金額で、無利子で借りられるもの。
無利子の第一種奨学金に申し込めなかった私からすれば、無利子で奨学金が利用できる制度が地元にあったことを知って、運がいいなと思ったものでした。
こちらの返済総額が、322万円。第二種奨学金と合わせて、およそ800万円のトータル金額になります。
毎月の返済額は40,815円に
第二種奨学金は毎月20,815円、民間の奨学金のほうは毎月2万円が返済額になります。合計して、毎月奨学金返済のために引かれる金額は40,815円。
決して安くない金額ですが、もともと「毎月5万円返済していかなきゃいけないんだ」という気持ちでいたこともあって、そこまで負担には感じていない状況です。
フリーランスとして働いているってこともあって、奨学金を早く返すためにたくさん仕事をもらってきて稼げばいいだけの話…とも思えますしね。
ぶっちゃけ生活は苦しいのか
もともと借金に対してそんなにネガティブなイメージを持っている人間でもないので、生活が苦しいとはまったく感じておりません。「毎月4万円引かれてるけど、ゆっくり返していけばいいか〜」というスタンス。
正直にいえば、毎年の返済額を所得税・住民税の課税所得から控除する制度ができないかな〜なんて思うところではありますけども。
というわけで、これから奨学金を借りようと考えている人、現在奨学金を返済中の人は、こんなケースもあるよってことで参考にしてみてはいかがでしょうか〜。