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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

奨学金で823万円の借金を背負ったけど、幸せに暮らせている理由

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このブログでもたまに書いていますが、私は大学時代に合計823万円の奨学金を借りています。日本学生支援機構の第二種奨学金が501万円。プラス地元の奨学金で322万円。

1ヶ月あたり4万815円の返済を続けていますが、めっちゃ苦しい生活ってわけでもなく、幸せに暮らせているぞーって話です。

大学を中退して823万円の借金を抱えました

nogunori.hatenablog.com

この記事で詳しく書きましたが、私が大学生の頃に借りた奨学金の総額は、823万円という金額に確定しました。上越学生寮奨学金っていう地元で募集していた奨学金がトータル320万円で、第二種奨学金が498万円+利息という内訳になっています。

第二種奨学金は利息の支払いが発生するタイプですが、「利率見直し方式」を選択した結果、今のところの利率は

0.03008032%

になっています。

利息はわずかだけど、保証料が痛かった

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毎月100円くらいの利息で、この水準の利率が続けば、最終的に支払う利息は約2万6,000円という試算です。20年で3万円弱ですから、借金にしては破格の利息ですね。

私の場合は両親が連帯保証人になりたがらなかったため、機関保証を利用して高額な保証料が差し引かれていますけどね。

確かマックスの月額12万円の貸与を受けていたときには、5,000円くらい保証料として差し引かれていたはず。奨学金が振り込まれていた頃にはあんまり気にしていませんでしたが、こっちのほうがよっぽど痛いですね。

なるべく繰り上げ返済を行って、少しでも保証料を取り戻したいところ。

月々の返済額は4万815円

第二種奨学金の返済は、月額2万815円。地元がやっている上越学生寮奨学金の返済が月額2万円なので、トータル4万815円です。

年額にして48万9,780円。こうして数字にしてみると、「毎年50万円持っていかれるから、いつも貯金できないのかー」って気分になりますね。

負担になってないって言えば嘘になりますが、毎月自動で引き落とし(振り込み)されるように設定しているので、もはや家賃を支払うみたいな感覚。

欲を言うなら、奨学金の返済は住宅ローン控除みたいな所得控除にしてくれないかなーって思いますけども。

WEBライターとして収入を増やし、安定した生活に

そんな私は現在、フリーランス(個人事業主)のWEBライターとして活動しています。企業のブログとか自社サイトの記事を書くことで、1記事3000円みたいな報酬をもらって生活しています。

WEBライターとしての仕事は、大学時代から始めていて2年間の休学期間のうちもスキルや実績を磨き続けてきたので、おかげで今は月50〜60万円は安定して稼げるようになっています。

これだけあれば、奨学金の返済を考慮しても不自由せず暮らしていけるレベル。もちろん会社員みたいな給料の保証はありませんので、常に仕事をもらって売り上げを増やす営業努力は欠かせませんけどね。

奨学金に関するニュースでよく話題になるのは、「バイトで月10万円しか収入がないのに、奨学金の返済を迫られている…」みたいな極端な例が多いように思います。でも、実際にはこうして安定的に返還している人もいるよーってことで参考にしてもらえればと思います。

ちなみに私のスタンスとしては、0.03%というありえないほど低い利率で借りられるお金なので、自己投資のためにじゃんじゃん借りるのはアリじゃないかなって考えです。借金って言葉にアレルギー反応を起こすのではなく、合理的に考えて奨学金を使いこなしたいものですね。