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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

時給200円しか稼げないのは普通です。WEBライター初心者を卒業するためのヒント

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WEBライターを始めたばかりの人からよく寄せられる悩みが、「リサーチや執筆に時間がかかりすぎて、時給にしたら200円くらいにしかなりません」という相談です。キャリア5年目のWEBライターならまだしも、つい最近始めたばかりのWEBライターなら、時給200円なんてのはザラにあること。

コンビニバイトにも到底及ばない時給から脱して稼げるWEBライターになるためにはどうしたらいいのか? 私の経験ベースではありますが、初心者を卒業する方法を3つ紹介します。

完璧主義をなくせ!話はそれからだ

ランサーズでWEBライティングの仕事を始めたけど全然稼げない…という人に共通するポイントとして、完璧主義に陥っているという傾向があります。「書けるジャンルが少ないから応募しない」「まとまった時間が取れないのでプロジェクトには応募しない」みたいな声がめちゃくちゃ多いんですね。

確かに、自分の得意分野ではないジャンルに手を出すのは怖いし、キャパ以上に案件を増やして書く時間がなくなったらどうしよう…と不安になる気持ちはわかります。でも、そもそも最初から完璧な記事を完璧に納品しなくたっていいと思うんです。

どんなクライアントと付き合うにしても、プロジェクトで仕事を受ければ自信を持って納品したつもりでも修正依頼が届くこともあるし、どこが悪いのかわからないままタスクが非承認になることだってあり得ます。顔の見えづらいプラットフォームを利用しているのですから、自分にも相手にも完璧を求める必要はないんです。

タスクもプロジェクトもコンペも、まず1個応募する

ありがちなのは「タスク案件だけで稼いでいますが、いい稼ぎにはなりません」という意見です。これ、私からすれば「なんでプロジェクトに手を出さないの?」と不思議でなりません。タスク形式なんて文字通り単純作業の仕事しか発注されないわけですから、タスクだけで食っていけるようはなりません。

「プロジェクト形式は自分にできるかどうか不安で…」っていう気持ちも、よくわかります。私だって1番最初のプロジェクトへの応募は、何時間も提案文を考えて、1日中パソコンに張り付いてクライアントからの返事を待ったものでした。でも、WEBライターとしてランサーズで稼ぐってなれば、プロジェクト形式に応募するのは基本中の基本。

「ランサーズを使っても全然稼げない…」って文句は、プロジェクト形式に10件20件と応募してみてから言いましょうって思うんです。

最悪アカウントを作り直せばいい

プロジェクト形式の仕事に応募したけれど、どうしてもやる気がわかなくて時間も足りなくて、やっぱりキャンセルしたい…ってことも出てくるかもしれません。正直にクライアントに伝えてキャンセルをお願いしたら、悪い評価を付けられてしまった…という経験をする可能性もゼロではありません。

あまりに低評価が多くついてしまって、プロジェクトでも全然声がかからなくなってしまった…なんてときには、ランサーズを切り捨ててもいいと思います。代わりにクラウドワークスでWEBライターの仕事を探して、実績を積む。逆の順番でもいいでしょう。

ランサーズ→クラウドワークスに切り替えることで、1回は評価リセットのチャンスがあります。だから、最初から低評価とか仕事の失敗とかを恐れることなく、プロジェクト形式の仕事にバンバン応募してみましょう。

いい案件に出会えるか、声がかかるかは運次第

私が一時期ランサーズだけで月20万円以上稼げていた理由は、今振り返ると「運がよかったから」としか言えません。

運よくいいクライアントと出会えて、運よく継続してもらえたから、生活に困らないくらいの収入を手にできた、と。こんな言い方をすると「ここまで読んできたのに結論それかよ」ってなりそうですが、実は誰でも強運になれる方法が存在します。

それは、試行回数を増やすこと。つまり数をこなすことです。

強運になるには、バッターボックスに立ち続けること

ぶっちゃけ稼げるWEBライターになるためには、儲かっているクライアントと出会えるかどうか、そしてそのクライアントの案件に応募して声をかけてもらえるかに8割かかっていると私は思っています。では、どうやったらそういうクライアントに出会って、声をかけてもらえるようになるのか?

私なりの答えが、100件のクライアントに出会い、100件のプロジェクトに応募することです。これだけ試行回数を増やすと、少なくとも1回は優良クライアントに出会うことができるでしょう。

しかし大半のWEBライターは、1つのプロジェクトに応募したらそれだけで満足して、四六時中クライアントからの返信を待ちます。それじゃダメってことですね。1つのプロジェクトに応募したら次のプロジェクト、そして次のプロジェクトへと、5件10件というレベルで応募しまくるのが大事。

ちょっと力技なところはあるんですけども、WEBライターとして初心者を卒業したいなら、今すぐ行動量を増やしましょう。