3時間かけて応援したチームが負け、嫌な気分を味わっても、次の日にはまた勝ちを期待して観戦してしまう。
これって、「時間」を賭けた立派なギャンブルだよなって思うわけです。
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野球観戦っておもしろい
20代になってから、はじめて野球を観戦している私。
引っ越した仙台市を本拠地にする楽天イーグルスっていう地元球団があるんで、試合がある日は毎日ネットで観戦したりしています。
イーグルス主催のゲームなら無料でネット視聴できますし、
ビジターの試合でも、ラジオは毎回無料で聞けます。
夕食を食べたり仕事をしたりしながら、月曜日以外は毎日野球観戦している生活です。
だけど中毒性の高さに気づいて警戒中
そんな生活をはじめて1週間くらい経った頃でしょうか。
なんだか「ヤバイな」って気がしてきたんですよね。
以前友達に誘われてパチンコで遊んだことがあったんですが、そのときは中毒性の高さに本能的に警戒心を抱いて、早々に誘惑をシャットアウトしたことがありました。
今回も、それと同じにおいがする。
つまり、野球が中毒性が高くギャンブルと似た性質を持つ趣味であり、遊びであると感じてしまったんです。
野球観戦がギャンブルと同質だと思う理由
野球観戦がギャンブルと本質的には同じもの。
そう考える理由を挙げてみると、次の3つに集約されると思います。
1.運がよければいい気分になり、悪ければ嫌な気分になる
まずは、「時間」というマネーを賭けたギャンブルであるということ。
野球の試合は、通常3時間前後続きます。
もちろんほかのことをしながら見る場合が多いですが、1日の8分の1の時間を、野球観戦に費やすわけです。
その結果、得られるのは終了直後に得られる「勝ってうれしい!」「負けて悔しい!」という感情。
3時間経過するまで、試合の途中では、当たり前ですが勝つか負けるか(いい気分になるか嫌な気分になるか)がわかりません。
試合終了まで、3時間を費やして得られるものがプラスなのかマイナスなのか、わからないわけです。
仮に100%負けるとわかっている試合ならはじめから見なければいいし、100%勝つとわかっているならなんとしてでも3時間確保するでしょう。
でも実際は、逆転勝ちもサヨナラ勝ちもあり得るのが野球の世界。
娯楽として単純に楽しさを追求したいなら、名作といわれるような1〜2時間の映画を1本2本見た方が、ずっと充実した時間を過ごせると思うんですよね。
2.たとえ負けても、何度でも見てしまう
次は、たとえ応援するチームが負けて嫌な気分になったとしても、次の日まためげずに応援してしまうこと。
別に熱くなることが悪いといいたいわけではないんですが、普通に考えれば「前回負けたのになんで今回は勝ちを信じるの?」という話です。
パチンコのビギナーズラックで少し儲かった経験があるために、何度負けてもパチンコ中毒から抜け出せない…。
そんな姿を連想してしまいます。
何連敗していても勝つときは勝つ。
何連勝していても負けるときは負ける。
それが野球の楽しみでもあり、中毒性を高めている要素でもあると、私は考えます。
3.気づいたときには野球関連の情報を探している
これは私に限ったことかもしれませんが、常に野球関連のニュースを見たり、ブログを読んだりしてしまうことも挙げられます。
いわば、パチンコの攻略サイトを読んでいるイメージ。
ハマっているゲームの、攻略Wikiに没頭してしまうイメージです。
ドーパミンが出やすくて、熱しやすいような人は特に、ハマったゲームや趣味の情報を片っ端から集めようとする傾向にあるはずです。
野球の場合、日本でさえ長い歴史がありますし、本場アメリカの情報を合わせれば膨大な量になるでしょう。
たとえばレザークラフトのようなマイナーな趣味と比べて、集められる情報量も同じ趣味を持つ人も、圧倒的に多いわけです。
すると際限なくこの道を極められるんで、それだけほかのことに費やす時間を犠牲にしてしまう結果にもなりうる。
いわゆる「底なし沼」のようなにおいがして、危険だなぁって思うんですよね。
まとめ
- 野球観戦はおもしろいけど、ギャンブルと同じ性質を持っている
- 3時間というマネーを費やし、試合終了後の高揚感もしくは喪失感を期待する
- 底なし沼な趣味であり、ハマってしまえばとことん極められてしまう
以上、「野球観戦って、本質的にはギャンブルと同じものだよねって話」という記事でした。
いろいろとネガティブなことを書いてきましたが、私自身は楽天イーグルスのファンであり、野球ファンです。
2〜3ヶ月しか観戦したことない、にわかファンではありますが、決して野球と野球ファンのことを悪くいうつもりはありません。
でも、個人的にはパチンコのようなギャンブルと同様に、注意して扱うべき趣味なのかなぁと思うわけです。
そうじゃないと、仕事もそっちのけで1日中野球のことばかり考えてしまいそうですし。
ちなみに調べてみたら、「BASEBALL ADDICT(野球中毒者)」TシャツなるものがAmazonで販売されていました。笑
気になる方はどうぞ。