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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

1000円の服を10着買うか、1万円の服を1着買うか。あなたはどっち派?

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私は断然1着派なんですが、若い女性を中心に10着派の方が多い気がします。

どちらも別に間違いではなくって、「生産性」という観点で考えた価値観を反映した買い方です。

今回はそんな「生産性」の話。

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1.買い物の生産性を考える

買い物で「生産性」って考えたことありますでしょうか?

私もちきりんさんの本で知った概念なんですが、これを知らないと知っているとでは人生の幸福度に大きな違いが出ると思うんです。

ひとくちに生産性とはいっても、その生産性を測る基準が「幸福度」なのか「ストレス発散度」なのかっていう違いによって、もちろん意味合いは変わってきます。

それでも、買い物の際には「生産性」って概念を頭に入れながらデパートに行くのがおすすめっす。

2.1000円×10着の場合

それではさっそく、タイトルの話にうつりましょう。

1万円の1着よりも、1000円の10着の方がいいと感じる人。

これはちきりんさんと一緒の考え方の人ですね。

さらに「生産性を高める効果が大きい要素」を特定することができれば、より生産性の高い方法を見つけられます。たとえば女性によく使われる「買い物でストレスを発散する」という方法。


ストレス発散の生産性にもっとも影響を与える要素が、 「使ったお金の額なのか」 「買ったモノの数なのか」 「買ったモノの種類なのか」 と考えるのです。

何を買うかではなく、「いくつ買うか」がその人にとって一番生産性が高いと感じるタイプ。

いいモノを1つ買うよりも、とにかく数を買った方がストレスが発散でき、幸福度が高く、さらに長持ちする(お気に入りになる)服の確率が高い

そんなタイプであれば、高級ブランドのお店よりも100円ショップやユニクロ・GUなどのお店へ行く方がずっと楽しいと感じるはずです。

同様に、家具は安いモノを1年ごとに買い換えるのがいいだろうし、「プチプラ」という言葉も好きなんじゃないでしょうか。

3.1万円×1着の場合

一方で、1万円の1着の方がいいと思う人。

私は実はこっち側の人間でして、じっくりと考えて比較検討し、10の選択肢から1つの商品を絞り込んで買う方が、ずっと生産性が高いタイプです。

安いモノをたくさん買った場合と比べて、手に入れたときの満足度は高いうえ、その感情はずっと長く継続します。

値段が高いってのもポイントで、高価だからこそ愛着がわくって面もありますね。

これはもしかしたら男性特有の傾向かもと思いますし、私自身ミニマリストの気があるんで、その影響が強いのかもしれないっす。

4.自分にとってどっちの方が生産性が高いか

そこで大事なのが、「ストレス発散」「幸福度」「お気に入りに入る確率」といった生産性の基準から、どっちのタイプかを見定めることであります。

たとえば「ストレス発散」の基準から見れば、自分は1つ1万円のモノを買うよりも1000円のモノを10個買った方がストレス発散になる…という人もいるでしょう。

一方で、「幸福度」という基準から見れば、1つ1万円のモノを買った場合の方が充実するという人もいるはず。

いいモノを1つ買うよりも、たくさん買うことの方が楽しいのか。

いいモノを1つ持っているときと、たくさんのモノに囲まれているとき、どっちが幸せに感じるのか。

数打ちゃ当たる式の方が大事にする服の確率が高いのか、 あるいは1着をじっくり選んだ方が後悔しないのか。

とういう観点から見て、生産性の高い買い物のやり方はどっちなんだろう?と考えてみてください。

「ストレス発散のときは10個買った方がスッキリする!」「幸福度は1つじっくり選んで買った方がいい!」

などの基準が明確になると、「今日は奮発してちょっと高い買い物したのに、全然ストレス発散できてない…」みたいな悲しい衝動買いからも無縁になります。

「今日はストレス発散のために買い物するから、100円ショップとドン・キホーテで爆買いするぞ!」みたいなスタンスの方が、自分にマッチしているとわかるってことですな。

5.自分やパートナーのタイプを知ろう

ついでにもう1つ大切なのが、パートナーがどっちのタイプかを知ることであります。

自分が「いいモノ派」でも、パートナーが「たくさん派」だと、合わせるのが大変になってしまいます。

自分とパートナー・家族がどっちのタイプなのか、これまでの付き合いの中から考えてみましょう。

もし価値観が反対なのであれば、互いに歩み寄る努力が必要になります。

たとえば、「なんでそんなにいらないモノばっかり買うの?」と彼氏に文句をいわれたとしても、自分の基準がわかっていれば「これは私にとってストレス発散のために生産性が高い買い物だからいいの!」と返すことで納得してもらえるかもしれません。

同様に、「もっと安い服買ったら?」と彼女にいわれた場合にも、「俺は高いモノを買った方が毎日が楽しくなるんだ!」と歩み寄れるかもしれません。

あくまでもどっちの考え方も間違いではなくって、価値観の問題ってことを忘れずに。

自分の基準を相手に押し付けるようなことは避けましょう。

まとめ

  • 買い物でも、自分にとって生産性の高いやり方を見つけよう
  • 「生産性が高い!」の観点は、ストレス発散・幸福度などいろいろある
  • 「今日はストレス発散したいから、安いモノをたくさん買おう!」という行動パターンに落としこもう

以上、「1000円の服を10着買うか、1万円の服を1着買うか。あなたはどっち派?」という記事でした。

このように、「今、自分が手に入れたいモノを手に入れるための、もっとも生産性の高い方法はなんなのか?」と問い続けていれば、なにをするにも生産性がどんどん高くなります。手に入れたいのが物理的なモノだけではなく、「安らぎ」や「気分転換」であったり、「革新的なアイデア」や「ユニークな発想」であっても同じです。

私たちが最終的に目指したいのは、買い物はもちろん仕事や人生でも生産性が高いやり方を身につけることです。

人生のあらゆる分野で高い生産性を維持できれば、セミリタイヤだって起業だって、なんでもできるようになるでしょう。

好きなことをやる時間も、家族との時間も、趣味に打ち込む時間だって増えていきます。

ちきりんさんのアドバイスのように、常に「生産性の高いのはどっち?」と考えるクセをつけましょう。