「生産性」って言葉は、お金の使い方にも当てはまるものだと考えています。
生産性の低い買い物と、生産性の高い買い物があるはず。
この生産性の高い買い物を多くするため、「1万円」の最高の使い方を考えてみようってのが今回のテーマです。
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1.お金の生産性を考える
今回の記事は、以前書いた「その節約ちょっと待った!「これまでに満足度の高かった買物ベスト3」を書き出してみよう」って記事の応用であります。
自分にとって生産性の高いお金の使い方はどんなものか。
それを改めて考えてみようって話ですな。
たとえば100円を出して買ったお菓子のことを考えてみましょう。
このお菓子に使った100円は、ほかの100円のものを買うよりも生産性が高かったのでしょうか。
わかりやすくいえば、100円で得られる一番の幸福感を、そのお菓子から得られたのかを考えようってことですな。
もし100円ショップで便利グッズを買う方が幸せになれるなら、今後お菓子を買うのを控え、100円ショップで買い物するときのために貯金しておくべきでしょう。
こうやってお金の生産性を考えることで、お金の節約と、幸福な人生を手に入れられるはず。
2.これまでの最高の買い物は?
この1万円の生産性を考えるうえでは、過去の自分の買い物傾向を分析してみるのもおすすめ。
「これまでに一番満足度の高かったお金の使い方は?」と自問してみるのです。
人によっては海外旅行だったり、大学の学費だったり、親友やパートナーと出会えた交際費だったりするでしょう。
個人的には、昨年買ったMacBookProの生産性が、最近では一番高かったみたい。
満足度の高かった買い物が思いついたら、そこに共通する傾向を考えてみるべし。
たとえば、「人間関係で幸せになれた」「もっとお金が稼げるようになった」「健康づくりにつながった」など。
お金を使うにあたって自分が重視するポイントを浮き彫りにしてみましょう。
3.1万円の最高の使い方を考えよう
生産性の高い1万円の使い方を考える。
ここでいう生産性ってのは、経済学用語でいえば「効用」って呼ばれるものですな。
- 日帰り旅行に行く
- 新しいキーボードとマウスを買う
- 便利家電を買う
- 快眠グッズや寝具を買う
- 筋トレグッズを買う
…などといった、1万円を使って手に入れられるモノや経験のうち、どれが一番「効用」が大きいか。
つまり、どれが一番幸福な人生に貢献するか、ってことを考えることが大事なのです。
この考え方が身につけば、普段の買い物でもムダ遣いしなくなることでしょう。
「ここで2000円の服を買うよりも、ビジネス書を1冊買った方がたぶん幸せになれるな…」と思えるようになれば、節約ができるし、幸福な人生にもつながります。
ぜひ試してみてください。
まとめ
以上、『「1万円」の最高の使い道を考えよう』という記事でした。
「節約」というと、私たちはつい「なにを買わないか」と考えてしまいがち。
そうではなく、「なにを買うか」を重視した方が、貯金は成功しやすいでしょう。
自分の価値観をはっきりさせ、どんなことにお金を使うと幸せになれるかを知れば、自然とムダ遣いしなくなるからです。
そのための1ステップとして、「1万円」の思考実験に取り組んでみましょう。