タッチバー付きのMacBookProを購入した直後から、ずっと小さな不具合に悩まされてきました。
それが、Fnキーを押してもタッチバーが切り替わらないバグ。
今回「Karabiner-Elements」が悪さしていたことが判明したので、対応策をメモしておきます。
- 1.Fnキーを押してもタッチバーの表示が切り替わらない
- 2.Karabiner-Elementsとタッチバー付きMacBookProとの組み合わせでのみ発生
- 3.アンインストールするのが無難っぽい
- まとめ
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1.Fnキーを押してもタッチバーの表示が切り替わらない
まずはこの不具合の現象について具体的に。
私の環境で発生するバグは、「Fnキーを押してもタッチバーの表示が切り替わらない」というもの。
通常であればこんな風に表示されているタッチバーは、Fnキーを押すことで、
このように表示が切り替わります。
通常は画面の明るさとか音量を調節するボタンが表示されていて、Fnキーを同時押しした場合に限り、F1からF12までのファンクションキーが表示されます。
私の場合、Karabiner-Elementsを起動している状態でのみ、Fnキーを同時押ししても、F1からF12までのファンクションキーが表示されないっていうバグに悩まされていたということです。
なお、この表示は設定アプリからカスタマイズすることが可能です。
2.Karabiner-Elementsとタッチバー付きMacBookProとの組み合わせでのみ発生
実は、Karabiner-Elementsがこの些細なバグの原因だってことは、まったくの偶然に判明しました。
この因果関係がわかったのは、思い切ってMacのクリーンインストールをおこなったことがきっかけ。
この不具合以外にもさまざまなバグに悩まされていたんで、いったんMacをまっさらな状態にして、一つひとつアプリをインストールしながら様子を見ようと思っていたんです。
そこでたまたま「Karabiner-Elementsをインストールした直後からタッチバーの調子が悪いぞ!?」と気づけたため、こうやって記事にして対応策を共有することができました。
ところでこの不具合が発生する条件についてですが、手元にある12インチMacBookで同じ状況を再現したところ、このような現象は起きませんでした。
FnキーなしでF2を押せばExcelで編集モードに入れるし、Fnキーと同時にF2を押せば画面を明るくできる。
これはあくまでも、タッチバー付きのMacBookProに限った現象と思われます。
3.アンインストールするのが無難っぽい
このような現象に悩まされているユーザーは少なからず存在するようで、Karabiner-Elementsの公式フォーラム(英語)で問題の報告がおこなわれているっぽい。
参考(英語):
その中の投稿を読むと、「devices」の設定で「No product name」のチェックを外すと直る…っていう対応策が示されていましたが、私の環境の場合この方法では解決できず。
日本語サイトでも同様の解決策を提示している記事がありました。
参考(日本語):
自分でもあれこれ設定をいじってみましたが、結局問題を解決するには至らず。
大変便利なアプリだったんですが、アンインストールすることとしました。
余談ですが、Karabiner-Elementsをアンインストールするときには、アプリをそのままゴミ箱に入れるのではなく、アプリ内のアンインストールボタンから実行するのがおすすめであります。
それから、アンインストール後はMac本体を再起動するか、あるいはタッチバーのシステムを再起動すればOK。
アクティビティモニタで「TouchBarServer」っていう項目を探して終了してしまえば、タッチバーのシステムが再起動します。
まとめ
- Fnキーを押してもタッチバーが切り替わらない不具合は、Karabiner-Elementsが原因かも
- 今のところ有効な対処策はないので、アンインストールしておくのがよさげ
以上、『Fn押してもタッチバーが変わらない!「Karabiner-Elements」でMBPに不具合が起きるぞ』という記事でした。
今思うとMacを買った直後にKarabiner-Elementsをインストールしていたため、それが原因でずっとタッチバーのバグに悩まされていたんだなぁとわかります。
ごくごく小さな不具合ですが、思い通りの挙動をしてくれないとストレスが溜まりますもんね。
Googleでどんなキーワードで検索しても、私と同じような問題を抱える人が見つかりませんでしたが、きっと同じ現象に悩まされている人が一定するいるはず。
そんな方の役に立てたら幸いです。