コンビニって便利な反面、私たちの財布からどんどんお金を吸い取っていく掃除機みたいなサービスです。
貯金と健康という大きな目標がある私は、下宿していたときからずっと続けていたコンビニ通いの習慣を手放すことに成功しました。
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1.コンビニ卒業宣言をする
お金を吸い取り、健康を害することになるコンビニでお菓子・お弁当を買うのをやめるため、私はまずコンビニ通いをやめる宣言をすることからスタートしました。
親しい人に「コンビニ行くのやめたいんだよね」と話題を振り、「これからコンビニ禁止生活するわ!」みたいな宣言をしたのであります。
一度宣言してしまえば、なんとなくその通りに行動してしまうのが人間の「コミットメントと一貫性」っていう性質であります。
これは『影響力の武器』で紹介されている法則で、自分のコミットメント(約束)と一貫性を持つ行動をとってしまうということですな。
周囲にそんなしょうもない宣言を聞いてくれそうな友人はいないよって場合には、SNS場で不特定多数に向かって宣言するのもおすすめ。
ツイッターで「今日からコンビニやめるぞ!」なんてつぶやくだけでも、コミットメントに対する一貫性の原理は働くものであります。
2.コンビニを使わなかった日数を記録する
続いては、コンビニに行かなかった日を記録するのがすごくおすすめ。
たとえば、マンスリーカレンダーを買ってきて、コンビニに行かなかった日にはスタンプやシールを貼る…みたいな。
小学生のときにやっていたラジオ体操のスタンプカードのようなものであります。
カレンダーを用意するのがわずらわしいのであれば、GoogleカレンダーでもOK。
その場合には、
こんな感じに月表示にして、★マークや◆マーク、✓マークなんかを1日ごとに記録していくとよいでしょう。
そうやって続けているうちに「こんなに★マークが溜まったのに、めんどくさいからって連鎖を断ち切りたくないな」って思い始めるようになります。
そうなったらシメたもので、今後はその「損失回避」という心理にしたがって習慣化するとよいでしょう。
このカレンダーの仕組みは、『良い習慣、悪い習慣』で紹介されているテクニックであります。
3.非常用の決済手段を決めておく
ただし、どうしてもコンビニでモノを買う必要があるタイミングもあります。
たとえば人が急に泊まりに来たとか、一人暮らしの怪我や病気で買い物に行けないとか。
もし自宅近くにスーパーがあればコンビニを使わずに済むかもしれませんが、多くの場合スーパーよりコンビニの方が自宅から近いでしょう。
もしかすると「さすがにスーパーへ行くなら、いっそコンビニで買ってしまえば…」なんて考えてしまうかもしれません。
ですが、そんな誘惑に負けてコンビニを使ってしまえば、★マークの連鎖が断ち切られてしまい、後日激しい自己嫌悪に陥る可能性があります(体験談)。
それを防ぐためには、緊急用として1つ「非常用決済手段」を用意するのがおすすめです。
たとえば普段からコンビニで現金のみ使っていたのであれば、めったに使わない電子マネーやクレジットカードを非常用の決済手段にする。
もし毎回Suicaを使っていたのであれば、現金を非常用決済手段とするイメージです。
そこで、風邪を引いてほとんど動けないときや、どうしてもやる気が起きないとき、非常用決済手段に決めた手段であればコンビニ利用OKとするわけです。
あらかじめ例外を決めておくため、体調が悪くてスーパーに行けないときにコンビニを利用したり、どうしようもなくものぐさな気分の日には、例外的にコンビニでお菓子を買うことも許されます。
「すぐ非常用決済手段に頼ってしまうかも」と感じるかもしれませんが、精神衛生的にはこうした例外ルールを設けておくのは、習慣化のために重要なことであります。
まとめ
- コンビニ通いをやめたいなら、まずは周囲の人に宣言しよう
- カレンダーを使用し、ラジオ体操のカードのようにコンビニに行かなかった日を記録する
- 「非常用決済手段」を決めておき、万が一のときにコンビニを使えるようにする
以上、『コンビニ通いから卒業し、貯金と健康を手に入れるための3つのステップ』という記事でした。
私はこの3つのステップで、コンビニの利用頻度をかなり減らすことに成功しました。
いまでも紅しょうがや福神漬けを買うため、まれに利用することはありますが、コンビニ弁当やお菓子を買うことはめっきり減りました。
一番役に立ったのはカレンダーを利用した「コンビニに行かなかった日をカウントする」テクニック。
また、電子マネーを主な決済手段にしている私にとって、「現金でならコンビニOK」とする例外ルールは、どうしても甘いものが食べたい日なんかには重宝しました。
私と同じようにコンビニ通いを卒業したい方は、ここで紹介したような方法を試してみてはいかがでしょうか。