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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

Macで「かな入力」を学んでみた。始めた理由とおすすめ学習サービス

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最速の仕事術はプログラマーが知っている』によると、ローマ字入力は「かな入力」に比べ、30%生産性が低下するそうな。

それならば、と自分でもかな入力の練習を始めてみたよっていう話です。

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1.かな入力はローマ字入力より優秀らしい

どうもローマ字入力よりかな入力のほうが効率がいいらしい…。

そんな話を聞いたのは、『最速の仕事術はプログラマーが知っている』という本を読んでのことでした。

著者の清水さんが、

日本語文書を頻繁に入力するのにかな入力を覚えないというのは、人生の時間の半分をドブに捨てているようなものだ。

とまで断言しているかな入力。

そこまで優秀なら、私も習得してみようじゃないかってことで、かな入力を習得中です。

入力スピードが向上

かな入力がローマ字入力より優れている点として、3つほどあげられると考えています。

まずは、入力スピードの向上ですね。

私はプログラマーではないんで、英字キーボードをメインに使っているってことはありません。

むしろ、ライター業やブログの執筆において、日本語を入力するのがほとんど。

そこで入力する日本語の1文字1文字を、ローマ字入力では2キー前後押さないといけませんでした。

一方でかな入力であれば、濁点や半濁点がつく文字を除けば、すべて1キーで入力できます。

実は私もローマ字入力には自信があるほうで、かなり早めにブラインドタッチができる人間なんですが、このところローマ字入力のキータイプ数の多さが気になっておりました。

音声入力も候補のひとつですが、滑舌の悪い私にはちょっと向かないようで、やっぱりかな入力を練習したほうがいいんじゃね、と。

指の疲労が軽減?

ローマ字入力に比べ、平均キータイプ数が2キーから1キーになるかな入力。

キーボードを叩く回数が少なくなれば、指の疲労が軽減するのは間違いないでしょう。

以前計測してみたところ、私は仕事やブログの執筆で1日に最高3万字ほど入力してるっぽい。

するとキーを叩いてる回数は約6万回ってことになるんですが、かな入力にすれば半分の約3万回ですむと考えられます。

指の疲労がいまの半分くらいになるってのは、魅力的な話であります。

ただ、かな入力はローマ字入力と比べ、指が動く範囲が広くなります。

特に右手中指・小指は酷使しそうな感じがしますんで、あんまり疲労軽減の効果は得られない…かも?

このあたりはかな入力でブラインドタッチができるレベルになったら、また所感を述べたいと思います。

集中力アップにも

また、ローマ字入力にはもうひとつ問題がある。

それは「頭が悪くなる」ということだ。

最速の仕事術はプログラマーが知っている』では、こんな文言もあります。

解説すると、たとえば「コンピュータ」と打つとき「konpyu-ta」という意味のない文字列を入力するローマ字入力は、脳にムダな処理をさせるため、脳の機能が低下してしまうって話であります。

本当かどうかわかりませんが、たしかにムダな文字列を入力しているよな、とは思えます。

たとえ無意識であっても、脳にムダな負担をかけている可能性はあるでしょう。

かな入力や音声入力であれば、こうしたムダなワンステップがないので、ほんの少しスムーズな書き仕事ができるかもしれません。

2.記号入力がめんどうで避けてた

こんな感じで、魅力たっぷりな「かな入力」。

ただしローマ字入力に慣れている自分からすると、どうしても習得に抵抗を感じてしまう要因がありました。

それは「記号の入力がめんどうになる」ってことであります。

ローマ字入力であれば、()(丸カッコ)をそのまま入力できますが、かな入力の場合、[Shift+8]と[Shift+9]のキーを押して[ゅ][ょ]を入力してから、ファンクションキーのF9を押して変換する必要があります。

ほかにも「」(カギカッコ)や!(ビックリマーク)などの記号も同様で、ファンクションキーの一手間を加えないと入力することができません。

仕事の都合上こうした記号を多用する環境ですんで、「結局ローマ字入力と同じくらいの速さになっちゃうんじゃないかなあ」って気持ちが拭えなかったのであります。

とはいえ、ものは試しってことでギャンブル的な期待を持って取り組んでみようと思います。

3.Mac向け・かな入力練習サイト/アプリ

かな入力を練習するにあたって、私が活用したのはひとつのWEBサービスと、ひとつのMac向けアプリ。

Mac向けにはなかなかかな入力練習用のサービスが少ないんですが、質の高い練習サイトとアプリがありますんで安心して練習できますよ。

e-typing

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まずは業界では有名な「e-typing」であります。

かな入力のほか、ローマ字入力、英語入力にも対応したタイピング練習サイトで、独自の検定試験も開催しているんだとか。

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毎日トップページの「腕試しレベルチェック」に取り組み、時間が取れる日には「基礎練習」で指ごとの練習をおこなったりしています。

無料でクオリティの高い練習が受けられるんで、大変重宝しているサイトです。

タイピスト

タイピスト

タイピスト

  • Takeshi Ogihara
  • 教育
  • 無料

もうひとつのMac向けアプリは「タイピスト」というもの。

最後の更新が2014年2月と古いアプリなんですが、いまでもじゅうぶんに使えるタイピング練習用アプリです。

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ちょっとわかりづらいですが、「かな入力コース」を選んで「k5」となっているところを変更すれば、トレーニングメニューを変えられます。

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練習画面はこんな感じ。

ひたすらタイピング練習をおこないますんで、毎日続けたらかなり力がつきそう。

まとめ

  • 「かな入力」で文字入力の生産性が30%向上するかも?
  • ただし、かな入力は記号を入力するのがめんどくさい
  • 「e-typing」などのサービスを使い、Macでかな入力をマスターしよう

以上、『Macで「かな入力」を学んでみた。始めた理由とおすすめ学習サービス』という記事でした。

とはいえ学習し始めたばかりですんで、まだまだローマ字入力の方が早く、この記事もローマ字入力で書いております。

子どもの頃から慣れてきたローマ字入力を手放すってのは、なかなか難しいものですね。

かな入力は、スポーツと同じように体で覚える技能だと思っているんで、毎日少しずつ続けてく所存です。