フリーランスが仕事道具にお金を使うなら、「安くていいもの」ではなく「高くて超いいもの」を選ぶべきだよねって話です。
設備投資でコストパフォーマンスを重視するのはもったいない
趣味のアイテムや生活用品はともかく、仕事道具に「コスパがいいかどうか」って考えを持ち込むことは、非常にもったいないことだと私は考えています。
もちろん費用対効果が大きいに越したことはありませんが、コスパを重視するあまりに割安なものだけに投資してしまう危険性があるからです。
たとえば、これまでパソコンを持っていなかった人が2万円の格安パソコンを購入したとしたら、仕事の効率が1から30にアップする…なんてことがあるかもしれません。
たった2万円で30倍の効率が手に入るなら、コスパは非常に高いと判断できます。
でも、操作性や処理スピードの速さで言うなら20万円かかるMacBookのほうが確実に上です。MacBookを購入すれば、仕事の効率は30から100にアップすることもあり得るでしょう。
しかしコスパ重視で考えると、仕事の効率をたった3倍高めるために10倍のお金を払うのは非合理的になってしまいます。
これまでに2万円の格安パソコンも、20万円のMacBookも使ったことがある私からすれば、仕事用に使うなら絶対にMacBookを選ぶべきだと断言できます。でも、コスパ重視だとそれができなくなってしまう。
そのとき手に入る最高のものを投資すべし
私がいつも心がけているのは、そのときに手に入る最高の仕事道具に投資しようってことです。WEBライターとして働く私にとっては、パソコンは仕事の生産性を大きく左右する唯一のツール。
なので、一般的にはハイエンドというイメージがあるMacBookもためらわずに購入しますし、何ならApple公式ストアでCPUやメモリをグレードアップすることもあります。
一方で、私にとってはスマホは仕事の生産性を左右するツールではありません。仕事のほぼ100%はMacBookですませているのでスマホに高いお金をかける必要がないんですね。
したがって私の今のスマホはiPhone7。かれこれ同じモデルを4年近く使い続けております。
安くていいものではなく、高くて超いいものを
今の時代に「安くていいもの」なら、Amazonで探せばたくさん見つかることでしょう。でも、仕事道具を選ぶときに大事な視点は「高くて超いいもの」を選ぶことにあるはずです。
仕事の効率を高めてくれるものには惜しまずにお金を使い、別にあってもなくても構わないものに関してはコスパ重視で買ってみる。
フリーランスが設備投資する際には、そんなメリハリを付けたお金の使い方が求められるんじゃないでしょうかー。