以前当ブログでは「引きこもりを解消したいなら「冷蔵庫なし」の生活が効果的かも」なんて記事を書いたりしましたが、新居に引っ越して以来、ここ2週間ほど冷蔵庫なしの生活を自ら実践しております。
そこで、最近の生活を通じて食費や健康への影響について感じたことをまとめていこうと思います。
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1.毎日外出するようになった
冷蔵庫なしの生活を実践していると、当然毎日買い物に行かないといけなくなります。常温で保存できるような食べ物ばかりでは体調を崩してしまうため、野菜や果物などの生鮮食品を食べなきゃまずい!と思うからです。
その結果、当日もしくは翌日までには食べきれる量を毎日こまめに買う習慣が身につきました。我が家には電子レンジやケトルも置いておらず、フライパンもなかったりするので、買うものといえば茹でて食べられるものか生食できるもの。
具体的には、あたりめ(スルメイカ)・卵・ブロッコリー・さつまいも・トマト・ほうれん草なんかを買っています。りんご・グレープフルーツ・バナナなんかの果物も定番食材。「食材」っていっても、ほとんど調理せずに食べるんですけどね。
引っ越し前は「さすがに雨の日は引きこもりそうだな〜」と予想していた私でしたが、上に並べたような食材を毎日食べて健康的な暮らしを目指していると、自然と足が動くようになるもので、たとえ雨の日でも歩いてスーパーまで行くようになりました。
在宅で仕事しているっていう仕事柄、引きこもってしまいがちな生活を送っていましたが、冷蔵庫をなくして以来、1日1回は必ず外の空気を吸いに出かけられるようになったのはうれしいポイントです。
2.健康的に暮らしてるけど、人によっては不健康になりそう
もう少し突っ込んで私の食生活を紹介しますと、プチ断食を実践しているので朝食は抜き、昼から夕方にかけて仕事の合間に食べ物をつまむ暮らしを送っております。糖質少なめ、たんぱく質多めの食生活を心がけておりますんで、卵は必ず2〜4個食べ、あたりめとプロテインも必ず食すのがルール。
あとは栄養価の高いブロッコリーやほうれん草を茹でつつ、良質な炭水化物のさつまいもを蒸らし、ビタミン摂取や抗酸化作用を目的にフルーツを食べる…みたいな生活です。普通の人の基準からすると「栄養偏ってない?」と思えるかもしれませんが、加工食品はほぼゼロなのでカップラーメンより10倍はマシでしょう。
こんな暮らしを送っているのは、もともと私の健康意識が高かったことが要因です。健康意識の高い人にとっては、要冷蔵の加工食品を避け、足は早いけど新鮮で栄養豊富な食材を食べる強制力になって、ますます健康的になれるんじゃないかと思います。
その一方で私は、気を抜くとカップラーメンやコンビニ弁当に頼ってしまいたくなる誘惑にも駆られます。それほど健康意識が高くなく、単に「冷蔵庫がないと電気代が浮くから」なんて理由ではじめてしまうと、結果的に健康を害し、医療費がバカにならない結果になりそう。
ちなみに、我が家には塩としょうゆしか調味料がありませんので、最近では薄味や素材の味が好きになるようにもなりました。個人的にはめちゃくちゃ好影響が出ていますが、こんな生活が誰でも実践できるかっていうと、やっぱりムリがあるでしょう。
3.食費はやや増加
健康的な食事はできるようになったものの、1日1回買い物へ行くってのは食費がかさむもので、冷蔵庫があったこれまでの生活よりとほぼ同じか、やや増加する傾向があります。具体的には、1日の買い物で約1000円は買い物するような生活ですんで、月3万円は食費に回すことになりそうです。
ただ、1000円のうち400円は、貴重なたんぱく源かつ私の大好物の「あたりめ」に費やしています。50gくらい入った大きめのスルメイカのパックですね。もしこれがなくなれば、大体500円前後で1日の食費を抑えられそう。
でも私の大好物のあたりめが食べられなくなるってのはダメージが大きいうえ、卵やプロテインからたんぱく質を補給しなきゃいけなくなると考えているため、こればっかりは外せない出費なんですよね。
別にスルメイカなんて好きじゃないよって人や、肉や卵をちゃんと調理して食べるからたんぱく質は十分って人は、あんまり食費は増えないのかもしれません。
まとめ
以上、冷蔵庫なしの生活を2週間続けてみた私の所感を書いてきました。大容量の肉や野菜、冷凍食品なんかを買えなくなりますんで、食費の節約には向かないでしょう。
一方で、健康意識が高い私のような人間にとっては、新鮮な食材を毎日食べ、体を冷やすものや冷蔵が必要な加工食品を避けることにつながりますんで、健康への貢献度は大きいかもしれません。
試してみようかと考えている人は、いったん冷蔵庫のコンセントを抜き、ただの倉庫として使ってみることからスタートするのをおすすめします。