2018年に入ってから「1Passwordを使い始めたよ!」って記事を書きましたが、そのきっかけについてはずっと触れていませんでした。
この1Passwordを使い始めた契機になったのが、恥ずかしいことに、Twitterへの不正ログインによってアカウントを乗っ取られたこと。今回は「パスワードの使い回しはヤバい!」ってのと、「パスワード管理アプリを使おう!」って話を書いていきます。
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1.Twitterでレイバンの広告が勝手に
2018年に入ってから、以前使っていたTwitterアカウントに不正ログインがあったことが判明しました。Twitterからのメール通知によって気づいたんですが、どうもいつもと違う環境でログインされたとのこと。
そのTwitterアカウントは、ここ1年くらいまったく使っていないものでしたんで、ログインされたってのに違和感を持ちました。んで、そのTwitterアカウントで公式サイトからログインしてみると、どうやら変なツイートがされていることに気づいたんです。
最近でもたまに見かける、レイバンのサングラスについてのスパムツイートですね。フォロワーの人たちに無差別にリプライを送りつけていたみたいで、何人かの方から「乗っ取られてるよ」ってメッセージももらいました。
それ以前までは「不正ログインとか乗っ取りとか、自分には関係のない話だろう」と思っていました。ですがこのことをきっかけに、「パスワードはちゃんと管理しないとヤバいかも」と思い始めるようになります。
2.これまで2〜3種類のパスワードを使い回していた
1Passwordを導入するまでは、私は2〜3種類のパスワードを使い回していた人間でした。1つのパスワードを使い回すのはさすがに怖いけど、2〜3に分散しておけば大丈夫だろう…なんて考えていたわけです。
また、1Passwordのようなパスワード管理アプリに対しても、あんまりいい印象を持っていなかった節があります。というのも、「1Passwordにログインするパスワードが漏れたら、そこで管理してるパスワード全部漏洩するじゃん!」と思っていたからです。
しかしTwitterへの不正ログインがあったことをきっかけにして、「ひとまず使い回しをやめよう!」と考えることになり、だったらEvernoteとかメモ帳にパスワードを一つひとつメモるんじゃなくて、1Passwordで管理しちゃったほうが楽かも…と思うようになったんですね。
3.1Passwordを導入し、セキュリティを高めることに
それ以降の話は、「1Passwordサブスクリプション型を1ヶ月試してみてわかったこと&おすすめの使い方」の記事でお伝えしたとおり。
アカウントとパスワードを管理できるのはもちろん、2段階認証に使われるセキュリティキーの生成もやってくれるんで、SMSを使った2段階認証を使わずにすむようになったのが大きいです。
Macで2段階認証を解除しようとしているのに、わざわざiPhoneを持ってきたり、メッセージアプリを開いたりするのはめんどうですからね。
また、iOS12からはSafariでのパスワード補完に、Apple純正のキーチェーンだけでなく、1Passwordのようなパスワード管理アプリも使えるようになりました。
それまではいちいちアプリを切り替えてアカウントとパスワードを入力しなきゃいけなかったのに、今後はワンタッチで補完できるようになるわけです。これは神アップデートですね。
「1Passwordそのもののマスターパスワードの漏洩が怖い」って問題も、マスターパスワードを強固なものに変更して、がんばって覚えることで解決しました。1Passwordは、今や欠かせない存在であります。
まとめ
以上、Twitterへの不正アクセスをきっかけに、パスワード管理アプリを使うことにしたぞって話を書いてきました。
ちなみに、Twitterで不正ログインがあった後、Instagramのアカウントでも乗っ取りされてしまったことがあります。1Passwordの導入後ではありましたが、パスワードを変更し忘れていたせいでまた不正ログインされてしまった感じです。
まあSNSの乗っ取りくらいで大きな被害につながるようなことはないと思いますが、今後はしっかりパスワード管理をしようと改めて思ったのでした。