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私が公認会計士試験の勉強に挫折し、失敗した3つの理由

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私は高校卒業と同時に、公認会計士を目指して通信講座をとって勉強を始めました。しかし最終的には資格を目指すのを諦めて、今では別の道を歩んでいたりします。

そんな私が公認会計士資格を目指すのを挫折してしまった理由を3つ書いてきます。これから目指そうとする方の参考になれば。

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TL;DR

勉強に向かうための環境を整えて、勉強以外の予定を排除し、モチベーションを再確認して公認会計士資格の勉強に励むべき。

サボれる環境をつくってしまった

まず1つ目は、勉強できる環境を整えなかった点です。具体的には、「この時間は必ず勉強する!」というスケジュールを立てていなったってことですね。

当初は大学進学と同時に一人暮らしを始めて、サークルやバイトにも参加せず勉強に専念するつもりでいました。そうやって難関国家資格を取って、親を見返してやろう、と。

しかし一人暮らしの自由さというか誘惑を、甘く見すぎていたってのもあります。生来のインドア派であり、もともとテレビっ子だった私は、テレビが備え付けのアパートに引っ越してずっとテレビを見てダラダラする暮らしになってしまいました。

それでも、資格の専門学校に通いながら勉強するスタイルだったら、強制的に勉強するリズムがつくれて少しは勉強に身が入っていたはず。

しかし私が選んだのは、講座料が安くて自宅でも勉強できる通信講座のタイプ。お金がなかったから仕方ないって考えることもできますが、もうちょっと自分の怠けグセを考慮するべきだったなと思うところです。

サークルとバイトを始めてしまった

大学進学後、何を思ったのかサークルにも参加してしまったのも失敗の理由の1つでしょう。サークルに参加したことを後悔しているわけじゃありませんが、勉強に専念するならサークルで遊んでいる場合じゃないよね、と。

飲み会が多いサークルでもありましたんで、大学が休みの貴重な週末も勉強に当てることができず。少なくとも「勉強以外のやることを予定に入れない」ってことができていれば、もう少し勉強を続けられたはず。

同じ理由で、バイトを始めてしまったことも敗因。進学前は、奨学金を多めに借りてバイトせずに勉強するつもりでいましたが、あまりにも勉強に身が入らないもんで「このままじゃ金がやばい」というメンタルになってしまい、結局バイトを始めることに。

最初は早朝のコンビニバイトだけだったからよかったものの、次第に朝から夕方までシフトに入るコールセンターの仕事に就くようになります。そうなったらもう勉強できる時間なんてないも同然。

つくづく自分の甘さを過小評価していたものでした。

そもそもモチベーションが乏しかった

私が公認会計士を目指そうと思ったのは、単に年収がよかったからです。初任給から一般的な新卒よりも2倍の給料をもらえて、年収1000万を目指すのも難しくないうえ、独立したら収入は青天井。

そんな未来にときめいていたわけですが、その根底にあったのは実家の貧しさです。「自分が大人になったら、もっとリッチな暮らしをするぞ!」っていうのと、「一刻も早く親元から離れたい!」ってのがモチベーションの源泉です。

そのエネルギーをもとにして大学受験では好成績を収めたんですが、その後上京して一人暮らしをするようになって、奨学金もたっぷりもらえる生活になってみると、もうモチベーションのもとになる感情が生まれなくなってしまいました。

お金はあるし親はいないしで、理想が叶っちゃったんですね。

今の暮らしでも十分リッチで快適だし、そもそも親元から離れられたので文句なし。現状になんの不満もなくて、あえて今苦しい思いをして資格の勉強をしなくてもいいんでは?なんて考えてしまったわけですね。

現在思い返してみると、このモチベーションの面が一番大きかったのかな、と。恵まれた状況であえて苦労する道を選ぶなんて、高校卒業したての若い大学生には無理な話でした。

むしろ、高校を卒業しても親元で貧乏な暮らしを続けていたとしたら、親から離れたいって感情もともなって勉強に身が入っていたかもしれません。

まとめ

以上、私が公認会計士試験の勉強に挫折し、失敗した3つの理由について書いてきました。

一言でまとめると、自己分析が甘かったからってのが原因ですね。

自分がどれだけ怠けグセのある人間なのか、何をモチベーションにして勉強しているのかってのをしっかり分析してから、勉強に取り掛かればよかったって感じです。

まあ、挫折した経験も決してマイナス要素ばかりではありませんので、今ならいい経験になったって振り返ることができますけども。これから公認会計士の資格を目指そうって人は、ぜひ参考にしてみてください。