私はもともとミニマリストを目指して暮らしていた人間ですが、昨年秋に犬を飼い始めました。3ヶ月以上愛犬と一緒に生活してみて、ミニマリストと両立できるのかについて感想を書いておきたいと思います。
ペットとミニマリストは両立可能
結論からいえば、ペットとミニマリストは両立可能である、と私は考えています。ペットを飼い始めることで、トイレやサークル、ベッドやエサといったものが増えるのは事実。
ですが、消耗品を必要以上にストックしたりしなければ、すっきりとした部屋で生活することは可能だと思っています。あと、おやつやおもちゃを買いすぎなければ。
むしろ、愛犬が誤飲したりしないように部屋をきれいに保つモチベーションが沸いてきますし、部屋のものを減らしてのびのびと運動会させてあげたいって気持ちも生まれます。
たぶん、人によってはペットを飼う前よりも飼った後のほうが、部屋がきれいになることもあるんじゃないでしょうか。
ただし、子犬の時期は我慢を強いられる
ただ、生後半年くらいまでの子犬の時期の世話をするのは非常に大変でした。トイレは間違えるし、いろんなものをかじってるし…。今は部屋にサークルはありませんが、愛犬のためのサークルを設置していた頃は部屋が狭くなって窮屈さを感じたりもしましたね。
「もうトイレは覚えたかな?」と思って子犬用のベッドを置いてみると、なぜかその上でおしっこをしてしまって、中綿がたっぷり入ったベッドを手洗いする羽目になったり。
できれば子犬の足腰のためにもカーペットを敷いてあげたいので、フローリングの上でそのまま生活するってのも難しくなります。我が家では抜け毛が多い柴犬を飼っているので、掃除も苦労しますしね。
愛犬のためを考えるなら、散歩に行って遊ぶのが一番?
「でも、ワンちゃんのためにおもちゃをたくさん買ってあげたり、たくさんの種類のおやつをあげるほうがいいのでは?」なんて思ったこともありました。犬の幸せを考えるなら、より多くの刺激があったほうがいいんじゃないか、と。
ですが、私がこれまで愛犬を見てきた経験から考えるなら、飼い犬にとって一番幸せなのは飼い主と一緒に散歩に行ったり、ドッグランで遊んだりすることなんじゃないかと思えたりします。
つまり、時間をたっぷりとって散歩に行ってあげたり、ちょっと広い公園ではロングリードをつけて放してあげたりしてあげるのが、なによりの楽しみになるんじゃないかと。犬も人間も同じですが、「ものの多さ=幸せ」とは限らないんでしょうね。
というわけで、我が家ではこれからも愛犬とたっぷり遊ぶ時間を取りながら、人間も快適に暮らせるようにミニマリスト生活を続けたいと思います。
これからワンちゃんをお迎えしようと考えているミニマリストの方は、参考にしてみてください。