多分にもれず私も先延ばしをしてしまいがちな人間なんですが、ある時「ほかのことをしなければ先延ばしって起こらないじゃん」ってことに気づきました。
それ以来、やるべきこと以外はできない環境づくりから入ることで、先延ばしを減らすことができたよって話です。
SPONSOR LINK
TL;DR
先延ばしは、ほかのことをしてしまうことで起きるので、タスク以外のことはできない「環境」を整えよう。
先延ばしの原因は「ほかのことをやってしまう」
「あなたは先延ばしをすることがよくありますか?」なんて聞かれたら、すべての人がイエスと答えるでしょう。もちろん私も例外ではなくって、家事・仕事・日課などいろんなことを先延ばししてしまう人間です。
でも先延ばしの本質って意外とシンプルで、それはほかのことをやってしまうってことだと思うんです。そもそもほかのことをやらなければ、目の前のタスクに集中せざるを得ないわけですから、先延ばしは起こりようがないよね、と。
これに気づくことができると、「先延ばしをしないようにがんばるぞ!」みたいな精神論に走るのではなく、先延ばしをしづらくなる環境を整えようの方向に持っていきやすくなります。
つまりは、目の前のタスクだけに集中し、ほかのことはできないような環境をつくろうってことですね。
アプリの断捨離や部屋の片づけが効果的
具体的には、パソコンで使うアプリやブラウザのタブを断捨離したり、書斎や仕事用スペースをとことん片づけるってのが効果的かと思います。
私なんかはパソコンを使って文章を書いて暮らしているような身分ですので、「BlockSite」っていうChrome向け拡張機能を使って、仕事に必要のないサイトを閲覧しそうになったら強制的にアクセスをブロックする環境にしております。
あとは、自宅に余計なものを置くことなく最小限の持ち物で暮らしているのも、突き詰めるとタスクに集中したいがためだったり。
持ち物が多くなると、掃除の手間も片づけの時間もかかります。管理のためのコストが膨らんでいってしまうんですな。
もし身の回りにものがあふれていると、仕事にちょっと行き詰まったタイミングで部屋を見渡して「あ、この本読もうと思ってたのに結局読んでないな」とか、「この時計ホコリかぶってるし、ちょっと掃除するか〜」みたいな行動につながってしまいます。
結果、仕事を先延ばししてほかのこと(読書や掃除)を始めてしまうわけです。
原因がわかれば案外先延ばしを克服できるもの
先延ばしを防ぐには、ほかのことをしなければいい。このことが理解できると、先延ばしをする確率がグンと下がります。実際に私がそうでした。
「そうか、ほかのことをやらなければいいんや!」と腑に落ちてからは、前出のChrome拡張機能を入れたり、部屋の断捨離とミニマリスト化を加速させたりして、目の前の作業に集中できる環境づくりに取り組んでおります。
ちなみに、パソコン作業をしている人で特におすすめなのは、セカンドモニターを外すことですね。
私も以前まではメインのパソコンに外部モニターを2つ3つ接続して、作業環境を広くして仕事をしていたものでした。しかしそうするとあっちの画面やこっちの画面にいろんなアプリを開き、場合によってはSNSやYouTubeを常設することになるでしょう。
結果、いろんな誘惑に意識が向いてしまい、先延ばしをしやすくなる、ってメカニズムです。私もデュアルモニターをやめてからは集中力が上がったように実感しています。不便に感じることもありますけどね。
まとめ
以上、先延ばしを防止するコツは「それ以外やらない」のメンタリティだぞって話を書いてきました。
「がんばる!」「気合いで!」みたいに精神論でやっていると、いつまでも先延ばしを克服できないし、罪悪感によってさらに先延ばしのループに入る危険性もあります。
そうではなく、それ以外のタスクができないようにする環境を整えることで、生産性アップを図りましょう〜。