私は日頃から、現金は使わずできるだけ電子マネーやクレジットカードを使用したいと考えています。
なぜ現金を持ち歩きたくないのかといえば、過去に財布をなくしてしまった経験や、落し物の財布を拾った経験が大きく影響しているのかもしれません。
合宿で現金5000円入った財布を紛失
大学2年の夏だったと思いますが、私は自動車免許の取得のためにサークルのメンバーと一緒に免許合宿に参加したことがあったんですね。
当時住んでいた横浜から、新幹線で新潟へ。1ヶ月くらいかけて、MT車と二輪車の免許取得のために自動車学校に通っていました。
そんなある日、宿泊先のホテルに近い場所で遊んだ帰りに、財布を落としたことに気づきました。中には現金5000円のほか、クレジットカードやら保険証やらも入っていたんで、カードの停止とか再発行の手続きが大変だったことを覚えています。
最寄りの交番に届け出たものの、数年経った今でも連絡は来ず。悪意ある人にかすめ取られたのか、あるいはゴミ箱にでも捨ててしまったのかもしれません。
とはいえ、当時使っていた財布は安物でしたし、カードの停止もすんなり終えることができました。現金5000円を除けば、ほぼノーダメージ。
デート先では現金5万円入った財布を拾得
それから数年後、これから出かけようとしていたタイミングで、横浜駅の駅前で分厚い財布を拾ったことがありました。
タクシーが乗り入れる場所だったんで、おそらく車から降りる時にするっと落としてしまったんじゃないか、と。
中には連絡先がわかるものがいろいろ入っていたので直接電話して届けようかと思いましたが、そこは思い直して交番に届けることに。後日、財布の持ち主の方から連絡があって、お礼を受け取ったこともよく覚えています。
正確なことは覚えていませんが、確かその財布の中には現金5万円ほどが入っていたはず。財布の持ち主の立場になってみると、「もし5万円入った財布を落として戻ってこなかったら…」と考えて恐ろしくなりましたね。
不正請求は補償されるけど、現金は戻ってこない
仮に財布を落としたことに気づかず、クレジットカードが不正利用されてしまった場合、どれだけ高額であろうとも私たちに支払う義務はありません。
不正利用を見抜けなかったということで、利用された店舗が利用額を負担しないといけないって決まりになっているからです。ですので、クレジットカードを紛失してもすぐにカード会社に連絡すれば安心。
しかし現金になるとそうはいきません。財布を落として見つからなければ、財布の中身は取り戻せなくなります。現金を失ってしまった実体験もある私からすれば、財布をなくすリスクを考えると多額の現金を持ち歩こうなんて思わないわけです。
なので最近のキャッシュレス化の流れは、私にとって歓迎したいものだったりもします。コード決済のいろんな支払い方法が登場している中、私は今もモバイルSuica一択ですけども。
クレジットカードや電子マネーを使わず、現金派って方は、今一度財布を紛失した時のリスクを考えてみてはいかがでしょうかー。