私は仕事でもプライベートでも、メインのネット回線としてWiMAXを活用しています。月間の通信容量に実質的な制限がなく、かつ光回線並みに速度が速いことが決め手でした。
WiMAXの唯一のデメリットは、「3日で10GB以上使うと、翌日の18時以降に通信制限がかかる」こと。しかし長年WiMAXを使ってきた中で、この通信制限を回避するテクニックをいくつか考えてきたので、それをまとめておきます。
予備回線を用意する(テザリング)
まず前提として、「3日で10GB」の制限を、日常的に超過してしまうケースとして考えます。たとえば、日常的に高画質な映画をストリーミング再生するとか、プロ野球の中継をネットで視聴する、あるいは作業用BGMとして動画や音楽を流し続けるといった使い方です。
特に高画質の動画を視聴していると、あっという間に上限に達してしまいますからね。
それを踏まえた上で通信制限を回避するもっとも効果的な方法は、予備の回線を使うという手段になります。
- WiMAXを2回線契約する
- 18時以降はスマホのテザリング機能を使う
- 格安SIMやレンタルSIMを併用する
といった方法ですね。WiMAXが通信制限をかけるのは、原則として夜の18時以降です。朝から夕方までの日中は、どれだけ容量を使っても通信制限がかかることはありません。
ということは、18時以降のにみ使う予備の回線を用意しておき、18時以降になったらそちらに切り替えて使うことで、夜も快適にネットを使えるようになります。
私は以前まではSoftBankで契約していたiPhoneでテザリングをしていましたが、今はFUJIWifiってところのレンタルSIMを予備として使用中。どちらも月間容量に制限があるタイプなので、WiMAXと相性が良く、夜専用の回線として便利に使っています。
18時以降はネットを使わない
そもそものライフスタイルを変えてしまって、日が落ちたらすぐに就寝し、明け方に起床して活動を開始するという方法もアリなんじゃないかと思っています。
WiMAXの通信制限がかかるのは、夜18時以降、深夜2時までとされています。であれば、この時間を睡眠時間に当ててネット回線を使わないようにすれば、起きている時間は完全に制限なしでWiMAXを使えるじゃないか、と。
とはいえ、私のように時間に融通がきくフリーランスであり、かつ家族や友人との付き合いも少ない独身の人じゃないと、実現は難しいかも。会社勤めの人なら、なおさら難しいかもしれませんね。
昼のうちにダウンロードしておく
通信制限に引っかかってしまう大きな要因は、おそらく動画の視聴でしょう。高画質な動画を視聴し続けることにより、下手をすれば1時間で2GBくらい消費してしまうこともありえます。
通信制限がかかる夜の時間帯にも、そうした映画を視聴したいと思うのであれば、あらかじめ昼の時間にダウンロードしておくってのも有効でしょう。
動画専用のタブレットを用意しておいて、その日の夜に視聴する予定の映画やドラマをダウンロード。日中ならどれだけ容量を使っても問題ありませんので、気兼ねなく高画質な動画をダウンロードできるはず。
んで、夜はダウンロードした動画を楽しみながら過ごす…というわけです。夜になってから「こっちも見たいかも!」となった場合には役立たない方法かもしれませんけど。
早いところ5G技術が普及して、通信上限なんて気にせずネットが使える時代がきてほしいものですね〜。