私は去年から、洗剤・ソープ類を全部1つにまとめて「粉石けん」を使っています。ものを劇的に減らすことができるので、ミニマリストにおすすめだよって話です。
洗剤類を1つにまとめるなら「粉石けん」
ミニマリストな暮らしを目指している人なら、1度は「この洗剤類、どうにか減らせないものか…」と考えたことがあるでしょう。
普通の家庭なら、
・食器用洗剤
・衣類用洗剤
・ハンドソープ
・シャンプー
・ボディソープ
など、最低でも数種類は洗剤(ソープ)と名のつくものが常備されていると思います。これらの洗剤類の残量を管理して、それぞれ新しい詰め替えパックを買うのってめんどうですよね。
私も数々の洗剤類を使うのに嫌気がさした人間の一人で、去年から家中の洗剤をすべて断捨離してしまうことを決意。
昔ながらの固形石けんを1つ用意して、食器を洗うときにはスポンジに擦り付けて泡立てて、服を洗うときも衣類に擦り付けて洗う。体を洗う際にも、手のひらで泡立ててシャンプーもボディソープもなしの暮らしを始めたんですね。
最初のうちは「石けんで汚れが落ちるのかな?」なんて不安もありましたが、過去には石けんを使った手洗いで劇的に黄ばみが落ちたことがあったので、汚れ落ちについては心配ありませんでした。
固形石けんより使いやすく、合成洗剤より安心
ただ、固形石けんだと泡立てるのに時間がかかるのが手間に感じてきて、食器や服を洗う石けんと体を洗う石けんを共用するのにも、衛生的にちょっと抵抗感を覚えるようになったんですね。
そこで使い始めたのが、「粉石けん」でした。粉石けんは固形石けんをそのまま粉末にしたような石けんで、成分は固形石けんとまったく同じ。これを200mlくらいの小さな化粧水用ボトルに入れて使うことで、圧倒的に使いやすくなりました。
合成洗剤を使うよりも肌にやさしく、固形や粉の石けんを使い始めてから手荒れ・乾燥とも無縁の体質に。ストックする洗剤も粉石けん1つだけに絞られたので、管理する日用品の数が激減し、コストも抑えられるメリットもありました。
食器用には中性洗剤を使ったほうがいいかも?
ただ、粉石けんを長らく使っていくうちに、「ここは粉石けんじゃないほうがいいな」というシーンに気づきます。それは、金属製の食器を洗う場合です。
プラスチックや陶器製の食器の場合は気にならないんですが、金属製の食器を粉石けんをつけたスポンジで洗うと、食器の表面に白っぽい膜が残るようになったんですね。
詳しいメカニズムはよくわかりませんが、俗にいう「石けんカス(金属石けん)」ってやつなのかなーと予測を立てています。飲み物や食べ物を入れる食器に白っぽいものが残るのは気分的によろしくありません。
というわけで、食器洗い用洗剤だけ買い足すことにしました。衣類用や体用の洗剤・ソープ類はそのまま粉石けんを継続。これでも非常に快適に日用品の管理ができているので、ミニマリストを目指す方は参考にしてみてください〜。