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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

怒りや不安を取り除き、ネガティブな感情に振り回されるのを防ぐマインドセット

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ふとした拍子に生まれてしまうネガティブな感情たち。今回はそうした感情を自分から切り離し、平静でいるための考え方を紹介します。

どうしようもない怒りや不安をどうすべき?

人間であれば普通に暮らしていれば、どうしようもない怒りや不安に襲われることはよくあることでしょう。仕事や恋愛で怒りを感じたり、健康や将来に関する不安を抱えることは私もよくあります。

ですが、ネガティブな感情をそのままにしていても、何もいいことはないんですよね。怒りにまかせて周囲に八つ当たりしてしまえば、関係を悪化させてしまうのは目に見えています。

不安をどうにかしようとしても、空回りして余計に焦ったりストレスを抱えたりしてしまうこともしばしば。「まるでお坊さんみたいに、ネガティブな感情に振り回されないようになりたい」なんて思うのは私だけではないでしょう。

古代ギリシア人も目指した「アパティア」

ネガティブな感情に振り回されてしまうことに悩んでいたのは、どうやら古代ギリシア人も同じだったようです。

ギリシアの哲学者たちは、ネガティブな感情を取り除いた心の状態を「アタラクシア」と呼んだ。落ち着き、心の安らぎ、揺るぎのなさ、冷静さ、平静さを表す言葉である。アタラクシアに到達した人は、不運に見舞われても取り乱すことはない。

もうひとつ上の段階が、感情を完全に排除した状態を意味する「アパティア」である(古代ギリシア人も現代人と同じくこの状態を目指していたようだ)。

アタラクシアもアパティアも、なかなか到達できない「理想の境地」だ。

少し嫌なことがあったとか、ちょっとしたトラブルに見舞われたからといった理由で落ち込んだり考えすぎてしまう…。それは人類に共通する悩みだったみたいですね。

「屋内市場」と「鳥」で感情をイメージする

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法

こうしたネガティブな感情への対処法として、『Think clearly』という本の著者は、次のようなマインドセットをすすめています。

私は自分の感情を、どこからともなく私のところにやって来てはまたどこかへ消えていく、まるで自分とは関係ない何かのように扱うことにしている。

具体的にたとえたほうがわかりやすいかもしれない。私は自分のことを、「感情というありとあらゆる種類の鳥たちが飛んで来ては去っていく、開けていて風通しのいい屋内市場」のようにとらえているのだ。

自分の心の状態をオープンな市場のように捉えて、心に芽生えるさまざまな感情は、そこを飛び交う鳥のようにイメージするってことですね。

怒りの感情が湧いてきたら「あ、なんだか大きくて黒い鳥が飛んできたな〜」みたいなものでしょうか。不安な感情が湧いたら「小さい鳥がいっぱい飛んできたな」って感じで想像するのかもしれません。

実際にこうしたイメージを作り上げてから、著者は自身から「自分の感情」を切り離して考えられるようになったと書いています。

私はこの市場のイメージを頭の中でつくりあげてから、「自分の感情」が自分の一部とは感じられなくなった。まるで私に属していないかのように感じるのだ。

やってくることを歓迎できない鳥もいるが、さほど気にならない。実際に屋内市場に飛んできた鳥に対するように、無視するか、遠くから眺めているだけだ。

たしかにこうしたイメージを持つことで、自分の感情をまるで自分のものではないように捉えられそうな気がしますね。自分のことを「大きな海」、感情を「魚」とイメージするのもいいかもしれません。

というわけで、自分の心と感情をうまくイメージすることで、ネガティブな感情ともうまく付き合っていきましょう〜。