「グレイスケール」でスマホの魅力度ダウン
『ヤバい集中力』という本の中で紹介されているスマホ依存症対策として、「グレイスケール」に設定するという方法が紹介されています。グレイスケールに設定すれば、カラフルなiPhoneをモノクロにすることができます。
そうすることでスマホの魅力度を下げて、「楽しいからついやってしまう」っていう衝動を抑えようってことですね。
さらにスマホの魅力度を下げたいなら、画面をモノクロに変えてしまうのも手です。iPhoneの設定で「グレイスケール」をオンにすれば、すべての画面が白黒に変わります。 実際にやってみるとわかりますが、これだけでもスマホの魅力度は相当に下がります。
少し想像してみても、モノクロのゲームやインスタグラムをそこまで見たいとは思わないでしょう。日常的な依存を防ぐためにも、スマホのモノクロ化はおすすめです。
確かにグレイスケールをオンにして白黒の画面にしてみると、なんとなく「使いにくいな」と感じて、スマホを触る回数が少なくなりそうな気がします。
グレイスケールの設定方法
iOS13ではグレイスケールの設定項目はややわかりづらいところにあって、iPhoneの設定アプリの「アクセシビリティ」から設定します。「画面表示とテキストサイズ」から「カラーフィルタ」をオンにすることで、グレイスケール化することができます。
iOS12の場合、設定アプリの「一般」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」→「カラーフィルタ」と進みます。
また、「ショートカット」って機能で、ホームボタンをトリプルクリックした時の動作を「カラーフィルタ」に設定しておくと、ホームボタンを3回押した時に一瞬でグレイスケールのオンオフを切り替えることもできます。
iPhoneをグレイスケールを使い続けた結果
というわけで、私もこの設定を使ってiPhoneをグレイスケールでしばらく使ってみました。
そこで思ったのは、「写真を撮る時には不便だな」ってことでした。私は最近ペットの写真をよく撮るようになったんですが、動物の写真を撮る時に画面がモノクロだと、どうしても使いづらい。
その点を除けば、Safariでネットサーフィンすることが減ってゲームも魅力的に感じなくなったので、スマホの使いすぎを防げるようになりましたね。
個人的には、普段はグレイスケールを設定しておいて、写真を撮りたいってなった時だけホームボタントリプルクリックでグレイスケールをオフにしています。
スマホ依存症を手放したいって考えている方は、こんな方法も試してみてはいかがでしょうかー。