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「昨日の自分に教えたいこと」をテーマに書き散らしてます

あれほど気に入っていたStandardNotesを使わなくなった理由

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1年半くらい前に「StandardNotesはいいぞ!」って記事を書きまくっていた時期があって、5年間の有料プランにも申し込みました。しかし今はもうまったく使っていないので、なぜ使わなくなったのかについてまとめます。

ノートの複数選択ができない

nogunori.hatenablog.com

シンプルで動作が軽量かつ安全性も高いことがウリのStandardNotesですが、個人的にどうしても気になったのがノートを複数選択できないって仕様でした。

StandardNotesにはタグでノートを管理する機能があるんですが、たとえば「Note」ってタグをつけていたノート全部に「Memo」ってタグを付けたいと思った場合、ノート一つひとつに対してタグ付けを手作業で行う必要があるんですね。

そのタグのノートを全選択して編集したりすることができない。一応検索機能は強力なので、目当てのノートを探し出すのは難しくないんですけど、しっかりとファイル分けしてノートをとりたいって考える私にとってはフラストレーションがたまるばかりでした。

ノートのドラッグ&ドロップにも対応していませんし、右クリックメニューも実装されていません。ノートをとるぶんには快適ですが、徹底的に管理したいって考える几帳面な人には向かないでしょうね。

ワンタイムパスワード生成など、不必要な機能が多い

nogunori.hatenablog.com

StandardNotesは、そんなに速いペースではありませんが定期的にアップデートしてくれています。そのたびに見た目がちょっとリッチになったり、機能が追加されていたりします。

ただ、最近追加される機能には「それってどうなの?」って思える機能も多々あるんですね。

たとえば、「TokenVault」って機能が新しく追加されていました。

standardnotes.org

これは、TwitterとかGoogleとかにログインするときに設定できる、ワンタイムパスワードを「生成」できる拡張機能です。SNSでコードを受け取ったり、1Passwordなどを使ってワンタイムパスワードを生成する代わりに、この拡張機能を使えるってことですね。

StandardNotesに2ファクタ認証を追加する機能ではありません。2ファクタ認証で使用するワンタイムパスワードを、StandardNotes内部で生成する機能です。

「そんなのいりますー?」ってのが私の正直な感想でした。いくらセキュリティの高さが強みだとはいえ、ワンタイムパスワードの生成をこのアプリのなかでやる人はいないんじゃないかと。

もしかしたら、英語のStandardNotesフォーラムで一番要望が上がっていて、それを実装しただけのことかもしれませんけど。

そもそもノート・メモをとる習慣を手放した

nogunori.hatenablog.com

StandardNotesを手放した最大の理由は、専用のノートアプリを使ってメモをとるって習慣を手放したことにあります。メモやノートが必要になったら、適宜使っているサービス内で記録するようにしているんですね。

たとえば、仕事のライティングで使うテンプレートとか挨拶のテンプレは、チャットワークの「マイチャット」で管理。

はてなブログに投稿する記事の下書きやアイデアは、はてなブログ内で新しい記事を書いて下書き保存。

外出先で思いついたアイデアのメモは、LINEの一人グループを作ってそこに記録するようにしています。

こんな感じでメモしておけば、専用のノートアプリを使わなくてもやっていけるよね、と。

そんなわけで、GoogleKeepとかEvernoteとか、OneNoteといったアプリも私は使っておりません。この機会に、ネット上でノート・メモをとる習慣を再考してみてはいかがでしょうかー。