文章を書くなら誤字脱字が少ないに越したことはない!ってことで、Just Right!6 Proという定価5万円の文章校正ソフトを使っています。このJust Right!の校正設定についての話です。
原則すべての校正をオンにするのがおすすめ
Just Right!では、数ある校正項目の中でどれをオンにして、どれをオフにするかっていう設定を施すことができます。文章の表現について結構詳しくカスタマイズすることができるみたいです。
こういう校正ソフトを使うならなるべく大量に指摘してもらって、後から目視で修正するかどうかを判断するほうが、正確さは高まるはず。
って考えて、私は校正設定のすべてにチェック、指摘の強さも全部「強め」に指定しています。
この状態でJust Right!を使っていると、「そんな細かいところまでみなくていいわ!」みたいな指摘が出てくるので、随時必要ないものはオフにしていくといいんじゃないかと。
「だ・である」「です・ます」調の統一は除外
たとえば、「だ・である」「です・ます」調の不統一を指摘してくれる設定があるんですが、私の場合は必要ないと判断してチェックを外しました。
というのも、です・ます調に統一するように設定しておくと、
- 「使っていると」→「使っていますと」に訂正
という指摘まで入ってしまうからです。確かにです・ます調ではないけど、これだとお嬢様言葉みたいに丁寧すぎるよね、と。
WEBライターとしてのキャリアが4年にもなってくると、さすがに語尾の不統一が出てくるってことはなくなります。というわけで、指摘一覧をみやすくするためにこの項目はオフにしました。
「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書」も導入しよう
Just Right!6 Proを使う際には、オプションとして用意されている「共同通信社 記者ハンドブック校正辞書」もセットで購入することをおすすめします。
オプション品にもかかわらず2万円と高価なんですけども、一種の設備投資として導入したほうがいいんじゃないかと。
WEBライターをやっていると、「たとえば」「例えば」のどっちで統一しようか?みたいな悩みが出てくるものですが、この辞書を使うと「記者ハンドブックの表記基準」に統一することが可能になります。
なくても文章の校正は可能ではありますが、徹底的に表記ゆれをなくして、漢字・ひらがなの基準も統一したいって考えるなら、追加購入しておいて損はありません。