あまりネットに詳しくない親世代とか、田舎の同級生とかに「WEBライターとして働いています」と言っても、なかなか理解してもらえないことがあります。WEBライターの定義はもちろん、ライターがどんな仕事なのかも伝わっていないっぽい。
そんなときには、イメージがしやすいように「新聞記者みたいなもん」「YouTuberの仲間だね」みたいな自己紹介をすることもあって、なんだか本職の記者さんや配信者さんに失礼だよな〜と感じたり。
最近では自宅で簡単に稼げるって触れ込みでWEBライターを目指す人も多いっぽいので、私が実際に活動しているWEBライターという仕事について紹介したいと思います。
WEBライティングでお金をもらえるメカニズム
そもそもWEBライターってなんぞやって話から進めていくと、ライターってのは英語でwriter、つまり書く人を意味します。
ライターの中にも、たとえば単行本とか雑誌のコラムとかを書くライターもいますし、WEB上のブログやメディアの記事を書くライターもいます。
WEBライターって名称は、WEB上の記事を専門に書くライターって意味合いですね。
私の具体的な仕事内容
私の場合は、次のような記事を書いたことがあります。
- 愛犬に手作りごはんをあげるときの注意点は?
- 東京に住んでいる人の恋愛傾向は?
- IT業界に転職するにはどんなスキルが必要?
Google検索で調べ物をする人なら、こういうタイプの記事は一度は読んだことがあるはず。
私の場合はほとんど実名を出してこなかったので、ここで紹介できるような記事はないんですけどね。
ランサーズを使ってみよう
調べ物をしたらヒットするような記事を書くことで、文字単価1円くらいで報酬がもらえます。
個人的には3000文字の記事を書いて3000円もらうってケースが多いですね。
ここから各種手数料が引かれて、手取りはもうちょっと少なくなります。
そんな仕事をどうやって見つければいいの?って話になりますが、仕事に関してはクラウドソーシングサイトで見つけることができます。
クラウドワークスとか、ランサーズといったサイトに登録して仕事を探せば、私が過去に書いてきたような仕事がいくらでも見つかります。
これからWEBライターを目指すなら、この辺りのクラウドソーシングサイトを使うのがベストだと思いますんで、まずは登録してみるといいんじゃないかと。
WEBライターとして働くメリット
2016年の3月ごろからWEBライターとしての仕事をスタートした私は、2020年6月現在、5年目のキャリアに入っているところです。
そんな私が、これまでにWEBライターとして活動してきて感じたメリットについてあげておきます。
自由な働き方が手に入る
これはWEBライターに限らず、会社に勤めずにフリーランス・個人事業主として働くことのメリットになりますが、働き方の自由度がかなり高まります。
働く時間、働く場所もそうですし、どんな人間関係で働くかってのも自由に決められます。
もちろん集中して働くためには朝早く起きて働いたほうがいいし、自宅やホテルのように静かな環境で働くのがベスト。割高な仕事を振ってくれるお客さんとは、多少イヤなことがあっても付き合いを続けないといけないって面はありますけどね。
ちなみに私は、愛犬の散歩と食材の買い出し以外は、365日ほぼ24時間自宅にいる生活を送っております。
もともとインドア派だし友達付き合いも少ない人間なので、今の働き方は非常に気に入っていますよ。
仕事を通じて、知見が広がる
WEBライターを始める前まで、私にはほとんどスキルがありませんでした。
子どもの頃からパソコンを使ってゲームをする機会があったし、その前はコールセンターでチャット対応の仕事をしていたもんで、タイピングに多少自信があった程度。
そんな私が、投資・節約・ビジネスといったジャンルの記事を書いていると、自然とその分野の知識が増えていきます。
「株式やFXはリスクが高くて、投資信託や不動産投資がいいんだな」 「自分の商品を作って、ダイレクトレスポンスマーケティングで売るといいんだな」
みたいな感じで。あとは会計や税務についての記事を書くこともあったので、個人事業主としての毎年の確定申告もラクになりましたね。
もちろん最初は未経験のジャンルで記事を書くってのは難易度が高いので、自分の経験を生かせるジャンルを選ぶのがおすすめ。
でも、仕事を通じて知識を増やせるってのは、WEBライターとしての大きなメリットの1つだと思っています。
WEBライターとして働くデメリット
次に、WEBライターとしてのデメリットについて。
こちらもやっぱり、WEBライターというよりはフリーランスとしてのデメリットになるかなと思います。
最初のうちは時給が安い
ここでは時給って書きましたが、WEBライターの給料は完全な成果主義で決まります。
単価1円で3000文字の記事をアップしたら、3000円の収入が得られる。逆に言えば、記事を1本も書かなかったら収入はゼロってことです。
未経験からはで1日に何文字も書けませんし、単価も安い仕事が多くなります。
朝から晩まで仕事をしていたつもりなのに、計算してみたら日給2000円にも満たなかった…みたいな可能性も十分あるんですね。
〆切に追われる
WEBライターの仕事には、1週間後とか2週間後とか、〆切が設定されているのが普通です。
〆切を見据えてコツコツと仕事を進められる人なら問題ないんですけど、私みたいに夏休みの宿題は最終日にやるってタイプは、〆切に追われる生活になる可能性が高いです。
〆切前日になって急いで仕事を終わらせようとする…みたいな。
焦りやプレッシャーは集中力を高める反面、大きなストレスになってしまうため、精神的に疲れてしまうことがあるかもなーって思います。
スキルや資格は必要?未経験でも働ける?
これまで4年以上WEBライターを続けてきて、「初心者ならこれがあったらいいだろうな〜」とか、「あの頃に戻れるならあれをやるだろうな〜」って思えることも出てきました。
たとえば、WEBライターを始めるのに特別なスキルや資格は必要ありませんが、パソコンは絶対に必要です。
スマホやタブレットも基本的に必要ないけど、固定回線は用意したほうが絶対いいぞ…みたいな感じです。
WEBライターを始めるのに必須な3つのツール
- パソコン
- 固定回線
- Googleアカウント
最低限WEBライターを始めるなら、この3つは必須かと。
パソコンは高スペックなものであればあるほどベター。
キーボードやトラックパッドの使いやすさも大事なんで、おすすめはMacBookですね。
WiMAXやスマホのテザリングで記事を書こうとすると、画像の読み込みとかがワンテンポ遅れるので、ムダな時間やストレスが少しずつ積み重なっていきます。
特別な事情がない限り、固定回線は用意すべきです。
Googleアカウントは誰でも持っていると思いますけど、WEBライターとして毎日のように使う執筆アプリGoogleドキュメントとか、記事の管理に使うGoogleスプレッドシート、タスク管理に使えるGoogleカレンダー、メモ用途に使えるGoogle Keepなどが全部無料で使えます。
ちなみに、WordとかExcelとかはわざわざ買う必要はありません。
Googleドキュメントを使えば、Wordファイルを出力することができるし、Wordファイルを読み込むこともできるからです。
こんな私でも月70万円稼げるようになりました
他ではあんまり書いていないことなんですけど、私は大学在学中にWEBライターの仕事を始めて、その後大学を中退してWEBライター一本で生活するようになりました。
なので最終学歴は高卒。そんな私でも、最高月71万円の収入を得られています。
タイミングとか運とかもあるんでしょうけど、WEBライターは未経験・ノースキルからでも稼げる仕事です。コツコツ続けることができて、在宅で稼ぎたいって考えている人は、今からでも目指してみるといいんじゃないでしょうかー。